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20日の阪神6R2歳500万下(芝1200メートル)は、太宰啓介騎手騎乗の7番人気シゲルノコギリザメ(牡、栗東・谷潔厩舎)が先行策から押し切ってV。初めての芝で勝ち星を挙げ、オープン入りを決めた。タイムは1分9秒4(良)。
スティルプリンスが先手を取り、人気のプリンシパルスターもこれを直後でマークする。さらに外からシゲルノコギリザメもこの2頭に並びかけ、3頭が先行態勢。その後ろはファインニードル、ポートレイト、ダートリーダーが続いた。4コーナーでは前の3頭が横並びとなったが、プリンシパルスターは追ってからの伸びがなく後退。代わってシゲルノコギリザメが先頭に立つ。外からファインニードル、さらにソルヴェイグも追いすがってきたが、これを振り切ってシゲルノコギリザメが粘り込み、未勝利戦に続く2連勝を飾り、スーパーホーネット産駒として初のオープン馬となった。1馬身1/4差の2着争いは接戦となったが、わずかに2番人気ファインニードルが先着。ハナ差3着が3番人気のソルヴェイグだった。
シゲルノコギリザメは、父スーパーホーネット、母シアトルビューティ、母の父タイキブリザードという血統。通算成績は5戦2勝となった。
太宰騎手は「初芝でしたが、返し馬からいいフットワークをしていたし、行きっぷりも良かったですからね。最後までよく頑張ってくれたし、強い内容だったと思います」と正攻法での勝利を評価していた。
★20日阪神6R「2歳500万下」の着順&払戻金はこちら
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