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【阪神大賞典】ナムラクレセントが重賞初制覇!
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20日、阪神競馬場で行われた「第59回阪神大賞典」(GII、芝3000メートル)は、和田竜二騎手騎乗の3番人気ナムラクレセント(牡6歳、栗東・福島信晴厩舎)が直線半ばで先頭に立つと、そのまま押し切って重賞初制覇。勝ちタイム3分4秒4(良)。
2着は1番人気のコスモメドウ。3着は6番人気モンテクリスエス。2番人気に推されたオウケンブルースリは8着に敗れた。
有力候補トーセンジョーダンが出走を取り消し、一転、混戦模様となった伝統のGII。善戦マンだったナムラクレセントが念願の重賞初制覇を飾るとともに、力の違いを見せ付ける内容で、春の盾へ弾みをつけた。
逃げるコスモラピュタを見る形で追走したナムラクレセント。直線ですぐに先頭に立つと、4馬身ほどリード。ラストは1番人気コスモメドウ、大外から迫るモンテクリスエスらを寄せ付けず3馬身半差でゴール。一気に春の天皇賞の有力候補にのし上がった。
勝ったナムラクレセントは父ヤマニンセラフィム、母サクラコミナ、母の父サクラシヨウリという血統で、通算成績26戦7勝。重賞は初制覇。
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