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【根岸S】クリムズン大器完成51秒4
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2月20日のフェブラリーSの前哨戦、根岸Sの追い切りが26日、東西トレセンで行われた。カペラSで重賞初Vを決めたセイクリムズンは、栗東坂路で4ハロン51秒4の好タイム。好調キープを示す動きで、重賞連勝へ手応え十分だ。美浦に入厩している関西馬ケイアイガーベラは、坂路で楽々と4ハロン50秒9をマーク。一方で、実績上位サクセスブロッケンは栗東ポリトラックでの動きが冴えず、久々で仕上がり途上の印象だった。
もともと高い潜在能力を秘めていたセイクリムズンが、明け5歳を迎えてメンタル面でも“完成の域”に達してきた。
「これでも最近は少しずつズブくなってきて、以前ほど調教駆けしなくなってきているんだよ」
服部調教師がそう追い切りを振り返った。朝一番の坂路コース。500キロを超える堂々とした筋肉質の馬体を躍らせながら、セイクリムズンがゆっくりと登坂に入った。最初の1ハロンを14秒6で通過したが、そこからの推進力は本当にすごい。パワフルにグイグイとスピードアップして、4ハロン51秒4-36秒8-12秒2の好タイムをマーク。これでも若い頃に比べれば走らなくなっているというのだから、恐れ入る。
「以前は実戦で遠慮しているようなひ弱さがあったが、今はひるむようなところも全く見せない。精神面が本当に強くなった」と、トレーナーは目を細める。今回と同じ舞台だった前々走の霜月Sを5馬身差で圧勝。前走のGIIIカペラSでは6ハロンの忙しい流れにも対応して、待望の重賞初Vを決めた。精神面で余裕が出たことで、持てる能力を完全に出し切れるようになった印象だ。
主戦の幸騎手は「今朝の調教には騎乗していないんですが、今は馬ごみでもガマンできるし、本当に充実しています。前々走のレースぶりからすれば、左回りの方がよりいいタイプです」と、中山で重賞を制した前走よりも自信を抱いている。
服部調教師は、ダートで交流GI7勝を挙げたブルーコンコルドを育てた実績がある。そのトレーナーは「ブルコンの域にはまだまだだが、実戦での乗りやすさや反応の良さなら、クリムズンの方だと思うよ」と大先輩との比較でも、それほど劣らない手応えを得ている。ブルーコンコルドのGI7勝全ての手綱を取った幸も「あの大先輩を追うような素材になってほしい」と大きな期待を寄せる。重賞連勝を飾り、ダート界のニューヒーロー誕生を知らしめたい一戦だ。 (正木茂)
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