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春のGIシリーズ開幕戦・高松宮記念が29日、中京競馬場で行われる。スプリント王の称号を目指して18頭が参戦するが、本紙・加藤隆宏記者は(15)アーバニティに自信の◎。芝1200メートルで連勝中の上がり馬だが、前日発売(28日17時半現在)では単勝11.6倍と妙味十分。充実顕著な5歳馬が血統&ジョッキーの勢いも得て、3連勝で頂点を極める!!
芝1200メートルに矛先を向けて2戦2勝のアーバニティが、3連勝で春のスプリント王のタイトルを狙う。
どん底から長い雌伏期間を経て這い上がってきた-。この馬には、そんな表現がしっくりくる。関西の厩舎からデビューしたのが06年8月の札幌芝1800メートルの新馬戦。しかし、レース中に右前脚を骨折し、4番人気で大差13着とシンガリ負けを喫した。ボルトを埋め込む手術を受け、3歳未勝利戦にも間に合わなかった。結局、地方に転出し、5戦4勝2着1回の成績を残し、08年5月に中央に帰ってきた。
関東馬として再転入した当初は、1400メートル~1600メートルを使われていたが、燃えすぎる気性のため折り合いを欠くシーンが目立った。下級条件は力の違いで勝っていたが、準オープンに上がってからは苦戦を強いられた。ところが2走前に初めて1200メートルを使われるとレースぶりが一変して圧勝。重賞初挑戦の前走オーシャンSも快勝した。
管理する古賀慎明(まさあき)調教師は昨春、アーバニティを見た時、「オープンまでもっていかないといけない」と直感したほど素質に惚れ込み、その通り1年足らずでGI舞台に駆け上がってきた。「スプリンターの血が騒ぎ出した感じ」と分析するが、まさに格好のステージを得た愛馬に師の期待も高まる。
血統面もアーバニティを後押しする。姉のスティンガーは98年のGI阪神3歳牝馬S(現阪神JF)を優勝した良血だ。アーバニティの父マンハッタンカフェは、今年のリーディングサイアーとして活躍中。高松宮記念と同じ舞台で行われた先週のGIIIファルコンSはマンハッタンカフェ産駒のジョーカプチーノがVを決めた。
コンビを組む横山典弘騎手(41)は、28日終了時点で39勝を挙げて全国リーディングの首位を独走中。スティンガーがGIを勝った時も手綱を握っていた。「今回は一線級が相手だが、血統の良さもあるし頑張りたいね」とノリも力が入る。姉は引退レースとなった02年の高松宮記念で3着に敗れており、その雪辱を果たせるかも注目だ。
25日の最終追い切りは、美浦Wコースで5ハロン64秒9を馬なりで計時。「いい状態をキープすることを念頭に置いてやってきた。短期間でGIの舞台に立てるのは幸せだし、今の勢いで頑張りたい」と古賀慎師は悔いのない仕上げで送り出した。
初戦最下位、骨折による長期休養、地方からの出戻り…。数々の試練を乗り越えての戴冠。そんな劇的なシーンをアーバニティが演出する!
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