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【ジャパンC】ラブリー、ルーチン確立で重賞7勝だ
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今週末の日曜日は、外国馬が参戦する頂上決戦、ジャパンカップ(GI、芝2400メートル)が東京競馬場で行われる。今年の主役を務めるのは日本馬のラブリーデイ(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)だ。宝塚記念、天皇賞・秋のGI2勝を含む重賞4連勝中。レースに向かうルーチンを確立し、本物の強さを身につけた今、GI3勝目が濃厚だ。
止められるものなら止めてみろ-。決戦を6日後に控えた23日の午前5時、薄もやがかかった坂路を駆け上がるラブリーデイには、王者の風格が漂っていた。張り詰めた馬体が力強く弾み、仕掛けられてからの反応もよく、4ハロン55秒9、ラスト1ハロン12秒6をマーク。GI連勝へ、視界は良好だ。
「いつも以上に元気いっぱいで、前走のいい状態を100%維持できている。不安材料はひとつもないですね」
山元助手の言葉には自信がみなぎっている。
前走の天皇賞・秋は、好位から力強く抜け出して押し切った。主戦の川田騎手が騎乗停止中で、浜中騎手へ乗り替わったことも、昨年12月以来の左回りも、問題はなかった。2着ステファノスとは半馬身差でも、着差以上の強さといっていい。
鳴尾記念から重賞4連勝中。初夏から続く快進撃の裏には、ルーチンの確立があった。ラグビーW杯で活躍した日本代表FB、五郎丸歩(29)=ヤマハ発動機=がキックの前に、必ず同じポーズを行うことでルーチンの重要さが話題となった。GI2勝馬もまた、同じ作業の繰り返しで強さを作り上げた。
ラブリーデイの1日は(1)小回りの角馬場でのフラットワーク(別項)で体をほぐす、(2)500メートルの角馬場に移動して運動、(3)坂路かコースで調教、の繰り返し。ただしレースの週は500メートルの角馬場での運動をパスし、ストレスをかけ過ぎない。
陣営は色々なパターンを試したが、鳴尾記念の前から心身が充実し、同じ調教メニューをこなすことができるようになった。また、競馬に向かう態勢も馬自身が敏感に感じ取っているようだ。
山元助手は「タフなので調教をやりたいようにやれて、それに応えてくれる。競馬の前は走れるぶんだけカイバを食べ、自分で体を作っていく。レースに向かうルーチンができている。本当に賢くて手がかからない」と目を細める。
今回は外国馬、現役最多のGI6勝を誇るゴールドシップと相手はさらに強くなるが、今ならその壁は乗り越えられる。山元助手は「勝ち方が派手じゃないから(馬が)地味だといわれるけど、正攻法の馬が一番強いですよ」と信頼する。勝てば史上4頭目となる年間重賞7勝を達成。完成の域に入った5歳馬が、日本最強であることを改めて証明する。 (川端亮平)
★「第35回ジャパンC」特集 大型馬柱&調教タイム&レース前談話も掲載
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