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【チャンピオンズC われかく戦う】GⅠ2勝目へ ラムジェットと挑む三浦皇成騎手

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【チャンピオンズC われかく戦う】GⅠ2勝目へ ラムジェットと挑む三浦皇成騎手

チャンピオンズCラムジェットに騎乗する三浦皇成騎手(35)=美・鹿戸=を直撃。2歳からコンビを組み、3歳時に東京ダービーを優勝。このところ勝ち星から遠ざかっているが、前走のみやこS(4着)で手応えを感じたようだ。この秋、スプリンターズSでJRA・GⅠ初制覇を果たし、2勝目を狙う。(聞き手・千葉智春)



──コンビを組んで約2年、2歳時の印象は

「新馬戦(1着=北村宏騎手が騎乗)が衝撃的でしたからね。ゲートを出ずに後ろから進め、もう画面から消えてしまいそうな位置から突っ込んできて。その年に見た新馬戦の中では一番と言っていいぐらい衝撃的なレースでした。まだ緩そうななかで走りは雄大で、すごいポテンシャルがあるんだなと。とはいえ、かなり粗削りなレースでしたし、2歳1勝クラスは早い仕上がりの馬たちも多く、そのなかで完成度的にはいろいろ課題があったのかな、とその後のレースを見て思いました」


──初騎乗の寒椿賞からは距離延長、コーナー4つのコース、右回りとクリアしつつ、4連勝で東京ダービーを制覇

「条件を替えながらでも結果を出してくれたので、東京ダービーは勝つつもりでしたし、今後に向けてどういう勝ち方ができるか問われる一戦でもありました。外枠でもありましたし、スムーズな競馬で強い勝ち方ができました。直線でかわしていくときは、この馬の可能性をすごく感じながら追っていました」

──その後はGⅠ級のレースで勝利が遠い日々が続いた

東京ダービーまで連戦していましたし、暑さもあり、体的にも苦しかったのかなと。その後の立ち上げで東京ダービーのときのような手応えは感じることができなかったので。海外遠征も始まり、思ったような調教がなかなかできず、くすぶった部分はありました。世界最高峰の馬たちとも戦い、心身ともにきつい部分もあったのかなと思います」

──今秋はコリアC(3着)を経て、前走のみやこS(4着)で「これまでで一番の末脚。この先が楽しみ」と

「韓国も招待がいつ来るかというのが定かではなく、攻めた調整はなかなか難しかったです。行ってからも雨が続いていて馬場が硬く、思ったような追い切りができず、そのなかでよくあそこまで走ってくれたと思います。前走はしっかり目標を定めて調整することができました。坂路を併用したり、小牧加矢太君が付きっ切りで乗ってくれたりと、変化がありました。昔から最後の脚が武器だったので、それを改めて感じることができましたし、後ろからでは不利な(不良)馬場のなかでしっかり脚を伸ばしてきてくれたことは、すごい手応えでした。馬場傾向が違っていたら、また着順も変わっていたんじゃないかと悔しい部分もありましたが、次の大舞台に向けては手応えのある一戦でした」

──体重は昨秋のジャパンダートクラシック(4着)で510キロ台に。この1年での成長は

「体高があり、脚がすごく長い馬ですが、ダートの一線級の馬と比べると馬体的に幅が出てきてほしいなというのは、ずっと先生(佐々木晶三調教師)とも話していました。そういう意味では、ドシッとしてきたなという感じはあります」


──自身は今秋、スプリンターズSウインカーネリアン)でJRA・GⅠ初V。意識で変化は

「勝ったからどうこうというよりは、ウインカーネリアンラムジェットと能力のある馬を任せていただき、海外でも騎乗させていただいたのは大きな経験でした。『勝ちたい、勝ちたい』という焦りよりは、しっかり馬と向き合い、大舞台でいい仕事をするために何が必要かを考えさせられた2年だったと思います。任せていただいた(ラムジェットの)前田(幸治)オーナーには感謝しかないです」

──ウインカーネリアンはずっと乗ってきたからこそ大外枠を利点にできた。ラムジェットの武器と、それを生かすための条件は

「エンジンがかかったときの走り、それを他の馬よりも持続できるのが一番の持ち味ですね。それを生かすにはやっぱりリズムです。エンジンがかかるのに時間がかかる馬ですし、体高があって脚が長いぶん、初速の差で置かれてしまう部分はあるので。いかに直線に向けてエンジンをためられるか、リズムをつくって気持ちを持っていけるかが大事だと思います」

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──中京は2戦2勝。コースのイメージは

「タイトなコーナーは跳びが大きいぶん、得意としている部分ではないですけど、GⅠですし、前に行く強い馬もいます。みんながそれを意識して前が激しくなってくれたときには、この馬の持ち味が生きる展開にもなってくれるんじゃないかなと思います」

──今回は古豪や勢いのある馬たちもいるが、フォーエバーヤングを筆頭とする4歳世代のJpnⅠ馬として抱負を

フォーエバーヤングとは一緒に走ってきて、いつか負かしたいという気持ちでやってきたという意味で、BC(クラシック)のああいう光景を見て、本当にすごい馬なんだなと思いました。同世代として、この馬も高いレベルで走っています。もう一度同じ舞台で対戦できるように、この一戦は本当に頑張りたいです。前走後も順調にきているようなので楽しみです」


■三浦 皇成(みうら・こうせい) 1989(平成元)年12月19日生まれ、35歳。東京都出身。2008年3月1日に騎手デビューし、同日に初勝利。同年はJRA91勝を挙げ、87年に武豊騎手がマークした69勝を更新して新人最多勝記録を樹立。16年8月14日に札幌競馬で落馬、肋骨、骨盤を骨折する大けがを負い、復帰まで約1年を費やす。19年に自身初の年間100勝をマーク(102勝)。夫人はタレントのほしのあき。JRA通算1万2622戦1131勝、うち重賞は23勝。



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