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<栗東トレセン>
3歳時に菊花賞、有馬記念2着の実績があるボルドグフーシュ。屈腱周囲炎による長期休養から復帰後は物足りない成績が続いているが、宮本調教師は「前走(京都大賞典10着)は動きたい時に動けなかった。中間は在厩で順調して、状態はいい。58キロのハンデは少し見込まれたが、メンバーはこれまでに比べて戦いやすい。左回りは中京で好成績を残しているので、むしろ向いているのでは」と復活を期待した。
<美浦トレセン>
ローシャムパークは前走・宝塚記念15着のあと、DDSP(軟口蓋背方変位=走行中に喉が鳴る病気)の手術を受けた。今回は仕切り直しの一戦だ。田中博調教師は「(ハンデ59.5キロは)背負ったと思うけど、今回は手術明けでこの子の能力を出せるかなので、大きくは気にしていない。週末に追い切ったあと、DDSPの症状が残っていたので、パフォーマンスに影響すると思う」と話した。
ニシノレヴナントは前走のオクトーバーSで約1年10カ月ぶりのV。直線は上がり3ハロン32秒9の末脚を繰り出して差し切った。上原博調教師は「前走は2000メートルでいい勝ち方。今回は2500メートルだけど、もともと距離はそこまで苦にしない馬なので、展開がハマってくれれば。状態は変わらず好調です」とトーンは高い。
サスツルギは新潟記念16着からの参戦。転厩初戦に加え、去勢後初のレースで力を出せなかった。火曜はWコースでキャンター。千葉調教師は「雰囲気は前回より良さそうで、距離延長は大歓迎。去勢してから体も少しずつフィットしてきたし、後肢の踏ん張りも良くなってきた。ハンデ54キロはいいと思うので、なんとか一矢報いたい」と変わり身を願う。
マイネルカンパーナは前走の丹頂Sで、好位からしぶとく5着に粘った。青木調教師は「調整は順調そのもので、東京のこの距離はベスト。とにかく状態がいいし、(津村)ジョッキーと手が合っていると思うので、かなり期待しています」と色気十分だった。
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