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【アルゼンチン共和国杯2025】過去データの傾向と対策 決め手勝負というよりは我慢比べ的な競馬になりやすい傾向

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【アルゼンチン共和国杯2025】過去データの傾向と対策 決め手勝負というよりは我慢比べ的な競馬になりやすい傾向

2013年以降の馬齢別では、8勝を含む3着以内17頭の3~4歳馬が中心。そのなかでも、同年の重賞で1着経験があった3歳馬は【2.0.2.0】と少数精鋭の活躍を見せている。5~6歳馬も3勝を含む3着以内17頭と相応に頑張っている反面、7歳以上の高齢馬は1勝を含む3着以内3頭と苦戦傾向。たとえ実績上位であっても、7歳以上の馬は少し割り引いて考えるべきだろう。また、近年の上位入線馬を振り返ると、条件クラスでジワジワと力をつけてきた馬が多い。とはいえ、勝つためには、強い相手にもまれた経験値も必要。2013年以降の優勝馬延べ12頭はいずれも、過去に芝2000m以上の重賞での出走歴があった。


【脚質】決め手勝負というよりは我慢比べ的な競馬になりやすい傾向

脚質別成績(過去20年)


スタート地点がホームストレッチの坂下に設置され、坂越えが2回のタフな舞台設定。当然ながら、長い距離に適したスタミナが必要となる。2013年以降の結果を振り返ると、4角先頭馬の勝ち星はなく、上がり3Fタイム最速馬が【5.2.3.2】。決め手勝負というよりは、我慢比べ的な競馬になりやすい傾向がある。ある程度の位置から持続的に脚を使えそうなタイプをマークしておきたい。



【人気】基本的には人気サイドを中心に

2013年以降、勝ち馬延べ12頭中9頭が3番人気以内、1~3着馬延べ37頭のうち29頭が5番人気以内と上位人気が強く、2桁人気の馬券絡み(3着以内)は2018年11番人気3着マコトガラハッド、2024年10番人気1着ハヤヤッコの2頭だけ。それを含め、6番人気以下は複勝圏に入った8頭中3頭が格上挑戦とハンデ戦らしい特徴もなくはないが、基本的には人気サイドを中心に予想を組み立てたほうがいいだろう。


【枠順】スムーズに進出可能な位置を確保しやすい真ん中より外の枠を重視

発走地点から最初のコーナーまでの距離が約450m。枠順の有利不利はなくてもよさそうなものだが、2013年以降では1~4枠の4勝を含む3着以内14頭に対し、5~8枠が8勝を含む3着以内23頭とリードしている。要は距離ロスなく回るメリットよりも、インで包まれるなどのデメリットのほうが大きいということ。スムーズに進出可能な位置を確保しやすい真ん中より外の枠から、いい脚を長く使えそうな馬を重視すべきだろう。

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