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10月8日(水)の大井11Rで行われた第27回ジャパンダートクラシック(3歳オープン、定量、JpnI、ダート・右2000メートル、16頭立て、1着賞金=7000万円)は、戸崎圭太騎手の3番人気ナルカミ(牡、美浦・田中博康厩舎)が鮮やかな逃げ切りでダート3冠最終戦を制した。2番手から迫るナチュラルライズを直線でさらに突き放し、3馬身差の完勝。JBCクラシック(11月3日、船橋、JpnI、ダート1800メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは2分3秒7(良)。
史上初の3歳ダート3冠制覇がかかった1番人気ナチュラルライズは、3~4コーナーで仕掛けて直線で追いすがるも2着に敗退。さらに9馬身差の3着にルクソールカフェ(2番人気)が入った。
ナルカミは、父サンダースノー、母オムニプレゼンス、母の父ディープインパクトという血統。北海道日高町・ダーレー・ジャパン・ファーム(有)の生産馬で、馬主はゴドルフィン。通算成績は6戦5勝(うち地方2戦2勝)。重賞は今年の不来方賞(JpnⅡ)に次ぐ2勝目。ジャパンダートクラシック(2023年までジャパンダートダービーとして施行)は田中博康調教師が初勝利、戸崎圭太騎手は10年マグニフィカ、16年キョウエイギアに次ぐ3勝目。
◆戸崎圭太騎手(1着 ナルカミ)「スタートを出れば、自ずと(ハナに)行けるのかなと思っていました。まだ揉まれた経験がないので砂をかぶるのは嫌だなと。馬が前走から良くなっていて、リラックスしていい感じで走ってくれました。本当に抜群の手応えという感じで直線に向けたので、これなら押し切れるんじゃないかと思いました。大井での重賞勝ちは5年ぶりで、この場所でのインタビューは初めてなのであたふたしましたね。去年は同じ厩舎のミッキーファイトで2着だったので、今年勝つことができて良かったです。今日はこの馬とこのレースに挑むことを楽しみにしていました。しっかりと期待に応えるすごく強い走りでした。今後の走りにも期待したいです」
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2025年11月10日(月) 18:50
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