中央競馬ニュース

【大井・東京盃2025】山崎エリカのDG攻略 JBCスプリントの前哨戦、今年のデータ傾向は?

 0   2   4,962
シェアする  x facebook LINEで送る
【大井・東京盃2025】山崎エリカのDG攻略 JBCスプリントの前哨戦、今年のデータ傾向は?

東京盃は11月の大一番、JBCスプリントの前哨戦。このレースはダ1200mでは唯一の「Jpn2」ということもあって、スプリント路線のダートグレードの上位馬はもちろんのこと、マイル路線馬やアフター5スター賞の上位馬、さらにはJRAの芝からの路線転向馬など、様々な路線から集う。

その中でも最有力は大井1200mで春に実施される、同年の東京スプリントの優勝馬だ。過去10年で10頭中8頭が出走し、その成績は【2・3・1・0】と複勝率100%で連対率も高い。

1着の該当馬は、2015年のダノンレジェンド、20年ジャスティン。2着の該当馬は、16年のコーリンベリー、21年と23年のリュウノユキナ。3着の該当馬は、18年のグレイスフルリープだ。遡れば14年の優勝馬ノーザンリバーも前記に該当している。

さらに前走で同年のさきたま杯の3着以内馬も活躍しており、過去10年の成績は【2・1・1・0】。1着の該当馬は、2016年のドリームバレンチノ、18年のキタサンミカヅキ。2着の該当馬は、20年のブルドッグボス。3着の該当馬は、24年のシャマル。14年の1着馬ノーザンリバー、3着馬セイクリムズンも前記に該当している。


また同年のG1・フェブラリーSで6着以内かJpn1・かしわ記念で3着以内の馬も活躍しており、過去10年の成績は【2・1・2・0】。1着の該当馬は、2019年のコパノキッキング、22年のレッドルゼル。2着の該当馬は、22年のテイエムサウスダン。3着の該当馬は、17年ニシケンモノノフ、21年のレッドルゼル。

遡れば14年の1着馬ノーザンリバーも3着馬セイクリムズンも前記に該当しており、同年の1200mのダートグレードで連対実績があることが共通項だ。

その他、過去1年以内にダートグレード勝ちの実績がある、前走テレ玉杯オーバルスプリントの出走馬が活躍している。それらはテレ玉杯オーバルスプリントの成績に関係なく活躍しており、過去10年の成績は【1・2・1・0】。1着の該当馬は、2021年のサクセスエナジー。2着の該当馬は、18年のネロ、19年のブルドッグボス。3着の該当馬は、19年のサクセスエナジー。遡れば13年の優勝馬タイセイレジェンドも前記に該当していた。

タイセイレジェンドはオーバルスプリントで2着で1番人気に支持されていたが、2021年のサクセスエナジーはテレ玉杯オーバルスプリントで7着に敗れ、7番人気でこのレースを優勝している。

またネロは5着→2着(6番人気)、ブルドッグボスは6着→2着(7番人気)、19年のサクセスエナジーは5着→2着(4番人気)。テレ玉杯オーバルスプリント出走馬の信頼性はあるが、ここで連対を外すと4番人気以下と人気薄になっている。

また該当馬は少ないが、近3走以内にJRAのオープン・リステッド競走を勝利した実績がある、今回3番人気以内の馬も活躍している。それらの過去10年の成績は【1・0・2・0】。1着の該当馬は2020年のジャスティン、3着の該当馬は15年のコーリンベリー、22年のオーロラテソーロ。遡れば、13年の3着馬アドマイヤサガスも前記に該当している。近3走以内にJRAのオープン・リステッド競走を勝利実績がある馬の出走自体は多いが、3番人気以内かそれ以外かが分岐点である。

最後に穴馬候補を紹介すると、同年のアフター5スター賞の3着以内馬である。アフター5スター賞を優勝して、このレースでアドバルーンを打ち上げた馬と言えば、2017年のキタサンミカヅキ(7番人気・1着)だが、それ以外でも16年の3着馬プラチナグロース(7番人気)や18年の2着馬キタサンミカズキ(4番人気)、23年のジャスティン(6番人気)も前記に該当している。

東京盃で穴を開ける地方馬の大半は、テレ玉杯オーバルスプリントの出走馬かアフター5スター賞の3着以内馬なので、警戒をしておきたい。



まとめるとこうなる!

●本命候補
・同年の東京スプリントの優勝馬。
・同年のさきたま杯で3着以内の馬。
・同年のフェブラリーSで6着以内か、かしわ記念で3着以内の馬(同年の1200mのダートグレードで連対実績があることが共通項)。
・過去1年以内にダ―トグレード勝ちの実績がある、前走テレ玉杯オーバルスプリント出走馬。
・近3走以内にJRAのオープンやリステッドを勝利した実績のある、今回3番人気以内の馬。

●穴馬候補
・同年のアフター5スター賞で3着以内の馬。


■注目記事【エリザベス女王杯2025】ズバリ!調教診断(水曜追い切りチェック) ライラック、レガレイラ、ヴェルミセルの3頭を上位評価!

■新着記事【エリザベス女王杯2025ほか】11/16(日)の関東上位騎手騎乗馬 戸崎圭太騎手はグランプリホースのレガレイラと共にG1制覇を目指す

■おすすめ【エリザベス女王杯2025ほか】11/16(日)の関西上位騎手騎乗馬 C.ルメール騎手はエリザベス女王杯で昨年の桜花賞馬ステレンボッシュを復活に導きたい



この記事はいかがでしたか?
ナイス (2)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

11月16日()
エリザベス杯 G1
11月15日()
武蔵野S G3
デイリー2S G2

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

11月9日()
アルゼンチン G2
みやこS G3
11月8日()
京王杯2歳S G2
京都ジャンプ G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ベラジオオペラ 牡5
94,473万円
2 ジャスティンパレス 牡6
93,782万円
3 ナムラクレア 牝6
70,549万円
4 レガレイラ 牝4
70,215万円
5 ソウルラッシュ 牡7
68,371万円
6 タスティエーラ 牡5
65,898万円
7 ソールオリエンス 牡5
58,166万円
8 ダノンデサイル 牡4
57,577万円
9 ジャンタルマンタル 牡4
52,863万円
10 テーオーロイヤル 牡7
51,827万円
» もっと見る

3歳
1 マスカレードボール 牡3
55,061万円
2 クロワデュノール 牡3
53,249万円
3 ミュージアムマイル 牡3
45,827万円
4 エンブロイダリー 牝3
33,833万円
5 エネルジコ 牡3
31,822万円
6 カムニャック 牝3
29,772万円
7 パンジャタワー 牡3
22,923万円
8 エリキング 牡3
22,922万円
9 アルマヴェローチェ 牝3
21,867万円
10 ショウヘイ 牡3
17,051万円
» もっと見る