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ウマニティ・プロ予想MAXランキング1位の霧(きり)プロが22日、ウマニティ公式YouTubeチャンネルにてスプリンターズS(G1)のレース展望について厳選注目馬とともに解説した。
■レース全体の展望について
「有力馬の顔ぶれは昨年のスプリンターズSや春の高松宮記念の再戦という感じ。今年も上位人気が予想されるサトノレーヴ、マッドクール、トウシンマカオ、そして昨年覇者ルガルなどは、瞬間的なパフォーマンスの高さから他の馬より抜けている。」と霧プロ。
「ただし、彼らはいずれも前走で敗れており、全く隙がないわけではない。夏に力をつけた新興勢力や、香港から参戦するラッキースワイネスの存在も含め、展開や馬場傾向次第で伏兵が割って入る可能性は十分。配当妙味も大きく、予想の難易度は高い。」とまとめた。
さらに「例年、馬場傾向や枠順が結果を大きく左右するレース。特に内枠が恵まれやすいので、最終的な判断は枠順確定後に。」と強調した。
■注目馬①ラッキースワイネス
「香港スプリント路線のトップホースだったが、6歳で不振に陥り骨折による長期休養もあったが、近走では復調気配を示している。ピークを過ぎたと見られるかもしれないが、実際には当時から鼻出血や脚部不安があり、全能力を発揮できなかった可能性が高い。」とこれまでの走りを分析。
「特に復帰後のシャティンヴァーズでは61.2キロを背負いながら0秒5差の4着。勝ち馬は香港トップクラスのヘリオスエクスプレスで、実質的に斤量差を考えれば互角の内容だった。さらに前走はカーインライジングに0秒3差まで迫り、ブリンカーに似た新しい馬具の効果もあって内容は良化している。サトノレーヴと互角のパフォーマンスを維持している可能性は十分あり、日本の馬場・配当妙味を考えれば狙ってみる価値は十分。」と高評価した。
■注目馬②ルガル
「昨年のスプリンターズS勝ち馬。その後は馬券圏から遠ざかっているが近走は出遅れや展開不利など満足に走れていないレースが多い。高松宮記念は外差し決着で内先行の同馬には不利。チェアマンズスプリントでも隣枠の馬に釣られて出遅れる不運があった。」と近走の敗因を分析。
「本来は右回り1200mで先行してこそ力を発揮するタイプ。今回は得意条件に戻り、調教過程も昨年以上に順調。スタートさえ決まれば2年連続の好走もある。」と巻き返しに期待した。



■注目馬③トウシンマカオ
「春の高松宮記念で4着、京王杯スプリングCでは歴代最高レベルの指数で快勝するなど、6歳になっても衰えを感じさせない。前走セントウルSは3着に敗れ、刻んだ指数も低かった。この敗因をどう見るかだが、マイナス14キロという馬体重減、暑さ、阪神遠征、さらにはパドックでのアクシデントなど複合的な要因で本来の力を出せなかった。」と分析。
「セントウルSの反動はなさそうで、1週前追い切りの内容は昨年並み。むしろ仕上がりは昨年以上の可能性もある。指数的にはメンバー1、2を争う実力馬であり、巻き返しに期待したい。」とコメントした。
※最終結論はプロ予想MAXにて公開!
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