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中央競馬ニュース
アスコリピチェーノ
一昨年の新馬戦から3連勝。阪神JFはフラット流れの中団馬群につけ、直線外へ誘導されると、内から迫るステレンボッシュをクビ差凌いだ。桜花賞は、阪神JFの1,2着が入れ替わるかたちでの敗戦、NHKマイルCは直線窮屈になりながら2着を確保。京成杯AH1着は外々を回る完勝で、勝ち時計1:30.8が出た。海外帰りの疲れがなければ当然有力。
アドマイヤマツリ
新馬戦（中山芝2000m）7着から、［5-3-0-0］とオール連対。前走の福島牝馬SはAコース4日目、最内枠から促されつつ枠なりに中団前へ。1000m通過は59.2秒で、福島らしい緩みない流れ。余裕ある追走から4角の進路確保もスムーズ、残り150m辺りで抜けると2着に2馬身差をつけた。今回は初マイルの相手強化でどこまで。
アルジーヌ
キャリア12戦［6-3-1-2］、着外2回も掲示板の堅実派。重賞初挑戦で迎えた昨年のクイーンSは、緩みない流れを好位インで運び、7番人気3着と健闘した。続くカシオペアS、ターコイズSを連勝。後者は中盤にペースが緩み、前有利の流れを中団から差し切り。ただ、前走の阪神牝馬Sはスローを3着までで、速い脚比べは微妙か。
クイーンズウォーク
昨年のクイーンC勝ち馬。前後半47.1秒-46.0秒の緩い流れ、8枠13番から後方外につけ、4角大外から上がり最速33.4秒で差し切り。追走の様子からは中距離向きに映るが、半兄にマイルG1馬グレナディアガーズのいる血統でもある。次の桜花賞（8着）からマイルは走らず、ローズS1着、金鯱賞1着など。高速決着だとどうか。
クリスマスパレード
昨年の紫苑S勝ち馬。当日は秋中山開催の初日で超高速馬場だったが、勝ち時計1:56.6は同年の皐月賞を0.5秒も上回るコースレコード。前後半58.8秒-57.8秒の流れを2番手、馬場を考えると速くはなかったものの、後半は加速ラップを踏んだ。全3勝はすべて中山の中距離戦。マイルは今回が初めてで、ワンターンもどうか。
サフィラ
一昨年のアルテミスS2着馬で、1番人気に支持された暮れの阪神JFは4着。馬体重の増減や輸送の影響か、昨年の世代重賞は、クイーンC9着、オークス13着、ローズS11着とふるわず。自己条件で立て直しを図り、3勝クラス3着から臨戦した前走阪神牝馬Sは9番人気1着。スロー2番手で展開順行も、成長力ある血統で今後も楽しみ。
シランケド
一昨年の紫苑S3着馬。ハイペースを後方で運んだが、直線内を突いた勝ち馬に対し、外を回った。出走権のある秋華賞を疲労から回避し、自己条件に戻ると5戦3勝でオープン入り。3勝クラス突破後は、中1週を考慮しエリザベス女王杯を見送るなど、ここまで大舞台に縁がない。前走の中山牝馬S1着は、2着とアタマ差も外枠でロスあり。
ステレンボッシュ
昨年の桜花賞馬。出負け気味のスタートから、中団後方へ巻き返し。4角は2着馬の内から先に抜け、そのアドバンテージをゴールまで守った。その後、4角でごちゃついたオークス2着、外枠でロスのあった秋華賞3着。香港ヴァ―ズ3着も、ロスも大きい立ち回りだった。前走の大阪杯（13着）は少し負けすぎたが、これも外枠。まともなら違うはず。
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ビヨンドザヴァレー
昨年のターコイズS2着馬。6枠12番からスタートを決め、好位外の2,3番手へ。向こう正面でじゅうぶんに息が入り、前の組に向く展開に。4角外3から直線はじりじりと伸び、53キロも活かして粘り込んだ。そこから中山牝馬S（4着）と阪神牝馬S（4着）は、いずれも勝ち馬から0.2秒差だが、大きな不利もない。G1は壁が少し高いか。
ボンドガール
新馬勝ち（東京芝1600m）は、オークス、秋華賞を連勝するチェルヴィニアを競り落としたもの。以降勝ち鞍こそないものの、かかり癖が見え隠れしつつ、マイルから2000mの重賞で2着5回・3着1回。着外2回は、昨年のNHKマイルC（17着）と前走の阪神牝馬S（5着）。前者は直線で進路がなく、後者はスローを出遅れ。能力は上位の一角。
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