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【大井・東京スプリント2025】山崎エリカのDG攻略 前年カペラSか同年の根岸S好走馬に注目

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【大井・東京スプリント2025】山崎エリカのDG攻略 前年カペラSか同年の根岸S好走馬に注目

東京スプリントは5月のかしわ記念、6月のさきたま杯の両Jpn1の前哨戦。このレースはJRAとの交流となった2009年以降、しばしば地方馬が穴を開けていたが、近年は特に地方馬の活躍が著しく、2019年のキタサンミカヅキ(船橋)や昨年のジャスティン(大井)の優勝を始め、20年、21年とサブノジュニア(大井)が2着に善戦している。

まず最初にこのレースの本命候補を紹介すると、前年のカペラSか同年の根岸Sのどちらかで3着以内だった馬だ。ただし、2020年に根岸Sから直行したコパノキッキングが5着に敗れていることから、カペラSや根岸Sから直行ではないことが条件で狙いたい。それらの過去10年の成績は【2・3・0・0】と連対率100%だ。

1着の該当馬は、2019年のキタサンミカヅキ、23年のリュウノユキナ。2着の該当馬は、16年のグレープブランデー、19年のコパノキッキング、22年のリュウノユキナ。遡れば14年の優勝馬ノーザンリバーや13年の2着馬セイクリムズンも前記に該当していた。

一方、同年のJRAのオープンやリステッドで2勝以上した馬で、一度は着差が0秒6差以上で勝利していた新興勢力も活躍。それらの過去10年の成績は【2・0・0・0】と勝率100%で、該当馬は2020年のジャスティンと21年のリュウノユキナだ。


また同年のJRAのレースを3戦以上して2勝以上した馬も過去10年の成績は【1・1・1・0】と活躍。1着の該当馬は、2020年のジャスティン。2着の該当馬は、24年のクロジシジョー。3着の該当馬は、19年のヒロシゲゴールドである。連対馬2頭は前走でオープンに出走していたのに対して、ヒロシゲゴールドは前走で3勝クラスに出走していた。

さらに東京スプリントは時期的に軽い馬場で行われることが多く、逃げ、先行馬の活躍が目立っている。このため前走でダ1400m以下のJRAの勝クラス、オープン、リステッド、ダートグレードで3角先頭だった馬が活躍。しかし、スピードがあるだけでは馬券圏内突入が難しく、2走前でダ1400m以下のJRAのオープンやリステッド、ダートグレード競走で勝利していることが条件で狙いたい。

すると過去10年の成績は【2・2・1・0】。1着の該当馬は、2015年のダノンレジェンド、18年のグレイスフルリープ。2着の該当馬は、15年のシゲルガガ、23年のケイアイドリー。3着の該当馬は、19年のヒロシゲゴールドである。ここもヒロシゲゴールドのみが前走で3勝クラスに出走。その他の連対馬4頭は、前走でオープン以上に出走していた。

その他、前年のJBCスプリントで3着以内の実績があり、前走で同年のダートグレード競走で優勝と順調さを欠かなかった馬も有力。「前年のJBCスプリントで3着以内」と「前走のダートグレードで1着」の条件を満たしていた馬の過去10年では、2016年の3着馬ダノンレジェンドのみだが、2013年、14年の2着馬セイクリムズンも前記に該当している。

あとは前年の東京スプリント東京盃ともに3着以内だった大井1200m巧者もなかなか活躍しており、過去10年の成績は【1・1・2・1】。1着の該当馬は、2019年のキタサンミカヅキ。2着の該当馬は、22年のリュウノユキナ。3着の該当馬は、15年のノーザンリバー、16年のダノンレジェンド。20年のコパノキッキングこそ5着に敗れているが、遡れば13年のこのレースの2着馬セイクリムズンも前記に該当しており、まずまず信頼できる。

今度は穴馬候補を紹介していこう。このレースは前走のフジノウェーブ記念の連対馬が上位人気に支持されることが多い。しかし、それらは過去10年で5頭出走し、全てこのレースでドボンしている。

2019年のキャンドルグラスは5番人気→9着、20年のマッチレスヒーローは9番人気→9着、21年のベストマッチョは3番人気→6着、22年のルーチェドーロは2番人気→4着、24年のギャルダルは4番人気→5着。遡れば14年のジェネラルグラントも3番人気→5着である。

一方、2020年、21年のフジノウェーブ記念でともに4着で敗れたサブノジュニアは20年は5番人気、21年は2番人気でともに連対。20年には3着にキャンドルグラス(7番人気)が食い込み、3連単8万5160円の高配当決着となったが、同馬は前走のフジノウェーブ記念で8着に敗れていた。


また22年に南関東の重賞にすら出走したことがなかったギシギシが8番人気で3着と好走しているが、同馬は前走で大井1200mのA2クラスを逃げて切り勝ちしていた。このレースは前走で逃げている馬が活躍するレースでもあるので、前走で消耗度の少ない重賞以外のレースを逃げ切り勝ちした地方馬の一発には注意したい。


まとめるとこうなる!

●本命候補
 ・前年のカペラSか同年の根岸Sのどちらかで3着以内の馬(カペラS、根岸Sからの直行馬を除く)。
 ・同年のJRAのオープンやリステッドで2勝以上した馬(一度は着差0秒6差以上で勝利していることが条件)。
 ・同年のJRAのレースを3戦以上して2勝以上した馬。
 ・前走でダ1400m以下のJRAの3勝クラス、オープン、リステッド、ダートグレードで3角先頭かつ、2走前で勝利している馬。
 ・前年のJBCスプリントで3着以内かつ、同年のダートグレード競走の優勝馬。
 ・前年の東京スプリント東京盃でともに3着以内の大井1200m巧者。

●穴馬候補
 ・前走のフジノウェーブ記念の3着以下馬。
 ・前走で重賞以外のレースを逃げ切り勝ちした地方馬。

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●危険な人気馬
 ・前走のフジノウェーブ記念で連対した馬。



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