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なんですかこのレース? って感じですが、いわゆる小倉開催時の愛知杯ってことですよね。ということで、小倉で行われた愛知杯を参考にしようと思いますが、ちょうど去年の愛知杯が小倉の開幕週という同じ条件なので、それを参考にしたいと思います。
勝ったミッキーゴージャスは外枠、かつ外から進出してきてあっさりでしたが、これに関してはレース後にみなさん評価していたとおり、力が違ってねじ伏せたと見るのが妥当かと思います。2,3着馬は、開幕週らしく道中内をロスなく乗ってきた馬でしたね。たしかこのコラムの注目馬として、2着タガノパッションを挙げていたかと思いますが、ほぼ私が思っていたように乗ってくれての結果でした。要は今回もそんな馬を見つけられるかがポイントになってきますよね。ただ、メンバーを見ると展開面も含めそう簡単には行かないような気もします。今年は、そこ(展開)もしっかり考えて予想したいですね。
それでは上位人気想定の馬たちを見ていきたいと思います。
まず1頭目はクイーンズウォーク。
前走の秋華賞では15着でしたが、スタートで躓いてほぼ終わってしまい、さらに3角から大外を動いていきジエンドでした。川田Jが乗っていたはずなのですが、違う騎手が乗っていたのではないかと思ってしまいましたね笑。参考外と言っていいレースでしょう。
今回は小倉の二千という舞台。内からの競馬ではないほうがいい、と言われてきている馬ではありますが、馬であればそこまで関係ありません。そもそも陣営がそう思っているのであれば、賞金のある馬がこの舞台をわざわざ使う必要はないですしね。川田Jもしっかりこの馬に乗りに来ますし、力上位で外せない1頭になるでしょう。どの馬もそうですが、基本的に内枠だった場合ゴチャつかなければです。1頭で走っていて、内ラチ沿いで走るより外を回って走ったほうが速い馬なんて99%いないですよね笑。なので、内でもゴチャつかなければ、です。極端に揉まれ弱いなら話は別ですが……。
2頭目はアリスヴェリテ。
兄弟がダートでも走っているので、新馬の時からダート待ちだった馬でした。前走はBCディスタフといきなりの大舞台ではさすがに厳しいかなと思っていましたが、頭数が少なかったとはいえ4着と頑張りました。あの競馬であそこまで走るのであれば、自分の競馬だったらもしかしたかもしれませんね。ある程度走ってしまったので、日本に戻ってきてダートを使っても人気して買えないじゃん、と思っていたら、まさかの芝……笑。
芝でも結果は出している馬なのでチャンスはあると思いますが、できれば逃げたいのは全員が知っていると言ってもいいくらいの馬。ほかにも前に行く馬がいるので、それらの馬との兼ね合い次第になってきますね。
鞍上も柴田裕Jということなので、おそらく変に控えたら批判されてしまうでしょう。そのことから何がなんでも行きたいと考えているはずです。内枠に入って、外の馬のほうが速かったので行けなかったとなると何も意味がないので、できるだけ外目の枠に入ってガンガン行ってくれるのを期待したいですね。あ、買い目に入れるかは枠を見てからになりそうです。
3頭目はオーロラエックス。
前走のコントレイルMでは、スローのなか好位で折り合って無難に抜け出して完勝でした。2走前のローズSでは、1角でクイーンズウォークが無理に外に出してきた影響を受けて下がる不利があったので、9着と負けてしまったのは仕方ないと見てもいいのかもしれません。
一連のレースを見てみると折り合い面も気になるところがあるので、ある程度流れる可能性があるメンバー構成も、この馬にとってはプラスになりそうです。個人的には本来はダート待ちの馬ですが、総合的に考えると買い目にからは外しにくいような気はします。
最後にコスタボニータ。
出てくる時はいつも書いていますが、「ロスなく乗って好走する」でお馴染みの馬ですよね。ただ、前走のエリザベス女王杯では終始外々を回って、かなり見せ場のある競馬をしました。あの内容であれば、今回内枠に入った場合はそう簡単に外せない1頭になってきます。点数を増やしたくないので、できれば外枠に入ってほしいなというのが本音です……。
と、上位人気想定の馬たちでした。先週の日経新春杯では先行勢多数で競ってくれることを期待しましたが、そこまで競らず。結果的にメイショウタバルが普通に引っ張ったので流れましたが……。今回は1角までにもうちょっと競る競馬を見たいなという気持ちでいます。馬券的にも面白くなりそうなので、穴党の人は楽しみな1戦になりそうですね。
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以上、レース見解でした。今年、新設された重賞ですね。ハンデ戦でもあり、多くの馬にチャンスがありそうです。穴馬で指名されるのはどの馬でしょうか。
※以下、注目馬は出走確定前に選定している為、当日上位人気になる可能性、出走取り消しの可能性がございます。又、枠が確定してから見直す場合もある為、注目馬に挙げていない人気薄をプロ予想MAXで本命にする可能性もございます。
■注目馬①コガネノソラ
前走のチャレンジCは流れたレースのなか、勝負所からボルドグフーシュが動いたので、完全に外差し展開になってしまい、うまく立ち回ったこの馬にはそれが逆に仇となってしまいました。それでも内からジワジワ伸びているのを見ると、普通の競馬ならじゅうぶん上位を狙えると判断できる内容でした。軽斤量ではありますが、そもそもクイーンSを勝っている馬ですしね。
今回は残念ながら丹内Jが違う馬に乗ってしまうみたいですが、その代わりの鞍上には横山武Jを予定とのこと。申し分ない鞍上だと思うので、巻き返しを期待したいです。
以上、豚ミンCプロの注目馬とコメントをお届けしました。今週はコガネノソラの推奨でした。前走内容を評価できるとのことで楽しみです。それでは、また来週お会いしましょう。
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