中央競馬ニュース

【特報! POGニュース】~第9回 ワールド別上位者レビュー~

 0   3   759
シェアする  x facebook LINEで送る
【特報! POGニュース】~第9回 ワールド別上位者レビュー~

2024年も年の瀬を迎えました。今週以降は、12月8日の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・京都芝1600m外)、12月15日の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・京都芝1600m外)、12月28日のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)と、2歳G1がつづきます。いずれも賞金の高い大一番だけに、この前後で「ウマニティPOG 2024」のランキングは大きく変動しそうです。今シーズン最初の山場と言えるでしょう。


ちなみに、今後も入札は毎週行われますが、仮想オーナー募集枠の開放は今週12月2日がラストです。世代トップクラスと注目される実績馬や素質馬の獲得を目指すなら、現在実施中の第28回入札にすべてがかかります。一方、戦略的に空き枠をつくり、年明け以降に遅れてきた大物を狙う手もありでしょう。現時点でシーズン後半を展望できるのが理想でしょうか。


今回は、12月1日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしてみました。指名戦略の見直しを考えている方は、ぜひご一読ください。


なお、2024年の、JRAの、2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(12月1日終了時点)トップ20は下記のとおりとなっています。



【1位】エリキング(ヤングスターの2022) 5620万円
【2位】パンジャタワー(クラークスデールの2022) 4520万円
【2位】クロワデュノール(ライジングクロスの2022) 4520万円
【4位】ランフォーヴァウ(キネオダンサーの2022) 4350万円
【5位】アルテヴェローチェ(クルミネイトの2022) 4020万円
【6位】ダンツエラン(ミスチヴァスミスティの2022) 3890万円
【7位】サトノカルナバル(リアリサトリスの2022) 3820万円
【7位】マジックサンズ(コナブリュワーズの2022) 3820万円
【7位】トータルクラリティ(ビットレートの2022) 3820万円
【7位】エイシンワンドエイシンフェアリーの2022) 3820万円
【11位】ブラウンラチェット(フォエヴァーダーリングの2022) 3620万円
【12位】マイネルチケットエントリーチケットの2022) 3170万円
【13位】モズナナスターグランプリエンゼルの2022) 3080万円
【14位】ヴーレヴー(アルギュロスの2022) 2870万円
【15位】ジョバンニ(ベアフットレディの2022) 2660万円
【16位】カワキタマナレア(カフジビーナスの2022) 2610万円
【17位】テリオスララ(シャンドランジュの2022) 2540万円
【18位】ディアナザールドナウブルーの2022) 2470万円
【19位】ポッドベイダー(ヴェルメンティーノの2022) 2440万円
【20位】マスカレードボール(マスクオフの2022) 2420万円


複数の産駒がランクインした種牡馬は、キズナ(3頭)、ロードカナロア(3頭)、キタサンブラック(2頭)。ロードカナロアは、昨年のこの時期も複数頭ランクインを果たしましたが、産駒全体の傾向としては短距離寄り。近年安定感の光るキズナキタサンブラックが順当にランカーを輩出する一方、タワーオブロンドンモズアスコットサトノクラウン、シスキンと新種牡馬からも4頭がランクインしました。キングカメハメハディープインパクトの直仔がいなくなって以降、まだまだ覇権争いは続きそうで、その分指名馬選びは難解です。


1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは、3億1569万円を獲得している四白流星タイテエムさん。ランフォーヴァウ(キネオダンサーの2022)が11月9日のデイリー杯2歳ステークス(2歳G2・京都芝1600m)を、エリキング(ヤングスターの2022)が11月23日のラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(2歳G3・京都芝2000m)を制しました。この2頭の活躍により、11月の月間賞金王にも輝いています。エリキングは3戦3勝でクラシック候補に名乗りを挙げ、ランフォーヴァウも2連勝と勢いに乗っており、今後しばらくは首位争いの中心を担うのではないでしょうか。

3433万円差の2位につけているのは、oharuさん。こちらはマジックサンズが8月31日の札幌2歳ステークス(2歳G3・札幌芝1800m)を、クロワデュノールが11月16日の東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1800m)を勝っています。ちなみに、クロワデュノールは第1回入札で獲得に成功した馬。こちらもエリキング同様、クラシック候補に躍り出、スペシャルワールド上位争いの鍵になりそうな1頭です。


G1ワールドは、2億9103万円を獲得しているムーンシュタイナーさんがトップ。出世頭は、7月13日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)を制したサトノカルナバルです。指名した全20頭がすでにデビューしており、うち14頭が勝ち上がりという層の厚さも見逃せません。エリキングマジックサンズなど、ほかにも重賞勝ち馬を獲得されており、この先も着実にポイントを加算していきそうな印象です。


G2ワールドは、2億5036万円を獲得している猩々紅冠鳥さんがトップ。最多獲得賞金はアスクシュタインジェットマグナムの3570万円、重賞最高成績はサトノシャイニングの2着ですが、所有する20頭すべての筆頭オーナーとなっています。筆頭オーナーになれば、獲得賞金が1.5倍となるため、効率的なポイント加算が可能です。筆頭オーナーになれるのは、各ワールドで最初の仮想オーナーとなったプレーヤーであり、複数いる場合は落札額が高い順、それも同じ場合は入札時間が早い順で決定します。優勝争いにおいては大きなアドバンテージとなりますから、チャンスがあったら積極的に狙っていきましょう。


G3ワールドは、2億4395万円を獲得しているtomomo826さんがトップ。筆頭オーナーである2頭、バセリーナロードラビリンスは現状1勝に止まっているものの、指名馬20頭中15頭が勝ち鞍を挙げ、またデビュー直前に後の函館2歳ステークス勝ち馬サトノカルナバルを指名するなど、目利きの良さが光ります。G3ワールドは、現状の重賞ウィナーを筆頭オーナーとして指名されている方が上位にランクインしており、混戦模様と言えそうです。


オープンワールドは、2億8920万円を獲得している雅夢。さんがトップ。筆頭オーナーとなったクロワデュノール(ライジングクロスの2022)は、前述のとおり11月16日の東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1800m)を制した馬。2位のKuwamanさんに1億835万円の差をつけており、このまま独走となるでしょうか。



各ワールド上位ランカーの方のポイント加算パターンは様々でした。来年以降のために、ぜひ参考にしてみてください。


■注目記事【船橋・ブルーバードカップ2025】地方ランクNo.1 夢月の選ぶ3頭「普通に競馬をすれば馬券内は十分」

■おすすめ【AJCC2025】ズバリ!調教診断(水曜追い切りチェック) 栗東坂路で上々の動きを披露したダノンデサイルを高評価!

■新着記事【AJCC2025】直撃取材!プロ予想家最速予想 「豚ミンC」「伊吹雅也」の狙いは!? 注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る!

この記事はいかがでしたか?
ナイス (3)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

1月26日()
AJCC G2
プロキオンS G2
1月25日()
小倉牝馬S G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

1月19日()
日経新春杯 G2
京成杯 G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ジャスティンパレス 牡6
78,688万円
2 リバティアイランド 牝5
74,444万円
3 タスティエーラ 牡5
65,898万円
4 レガレイラ 牝4
63,438万円
5 ソウルラッシュ 牡7
60,586万円
6 ナムラクレア 牝6
59,291万円
7 ソールオリエンス 牡5
57,546万円
8 ベラジオオペラ 牡5
52,047万円
9 テーオーロイヤル 牡7
51,827万円
10 ダノンデサイル 牡4
51,249万円
» もっと見る

3歳
1 クロワデュノール 牡3
11,679万円
2 アルマヴェローチェ 牝3
8,560万円
3 アドマイヤズーム 牡3
7,776万円
4 アルテヴェローチェ 牡3
6,362万円
5 エリキング 牡3
5,662万円
6 ジョバンニ 牡3
5,508万円
7 ニシノエージェント 牡3
5,213万円
8 リラエンブレム 牡3
4,880万円
9 ミュージアムマイル 牡3
4,654万円
10 エリカエクスプレス 牝3
4,577万円
» もっと見る