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北関東の朝は危険だ。
車で早朝走っているとイタチやハクビシン、タヌキ、アライグマ……何でも出てくる。動物だけならまだいいが、分別がついているのかいないのか、パッと見は分からないおばあちゃんなんぞが、まだ暗いうちから歩道をベビーカーを押しながら歩いていた日など思わず声に出して言ってしまう。
「おーいバァちゃん、どこ行くんだ? こんなに早く」(笑)。
ただ最も怖いのは実は生き物ではなく「霧」。皆さんはあまり経験したことがないだろうが、北関東の早朝、突如道を塞ぐように現れる霧の脅威はハンパじゃない。演歌歌手の舞台演出よろしく、どこからともなく真っ白い煙のような霧が現れて、本当に、あっという間に10m先の視界さえ見えなくしてしまうのだ。
これを知人に話したら、霧? モヤ? 霞……? 何が出るって? と聞き返され、思わず霧と答えたのだが、ホントに霧なのだろうか? それともあれはモヤなのか? じゃあ霞は何だ? という話になり、違いがわからなかったので調べてみた。
調べた結果、「霧」は視界が1km未満で、「モヤ」は1kmから10km未満、いずれもその正体は水蒸気であり、「霞」には水蒸気の他に煙や黄砂なども含まれ、昼間「霞」と呼ばれているものは夜には「おぼろ」に変わることが分かった(笑)。更に、俳句の世界では「霞」は春の、「霧」は秋の季語であることも分かった。さすが雪の種類だけでも7つある日本の気象用語だけはある(ちなみに「霞」だけは気象用語ではないとのこと)。
さて、濃さによって呼び方が変わるのは霧とモヤだが、「濃さが重要」といえば競馬だ。特にブラッドオブスポーツと呼ばれる競馬において、血の配合が持つ意味は大きく、競馬ファンの中には血統しか見ない、という人もいるくらいだ。今週土曜、東京競馬場のメイン競走はサウジアラビアRCだが、このレース、血統関連の金言を使って予想してみたい。では今週の金言を紹介しよう。
曰く「4×3のクロスを追え」。
歴代の名馬の血統を見てみると、父系、母系それぞれの4代前と3代前に同じ馬の名前が入っていることが多く、これを競馬では“4×3のクロス”と言う。奇跡の血量ともいわれるこの配合の例を挙げれば、古くは天馬トウショウボーイから最近ではソングラインに至るまでキリがなく、この血量を探すことは勝ち馬予想の近道だ。
アルテヴェローチェはサンデーサイレンスの4×3。戦績は札幌デビュー戦を勝ったのみだがその勝ちっぷりは豪快で、大きなストライドで伸びる末脚は、舞台となる東京競馬場でも魅力十分。2戦2勝と弾みをつけたい。
夏前に5Lも作った「梅ジュース」。小分けにして冷蔵庫で保管し毎日水で薄めて飲み続けていたが、ついに最後のビン底に残った原液の量がわずかになった。深夜、記事を書きながら、「2杯飲むと薄い」が「1杯だと濃い」微妙な配合の梅ジュースを一気に飲み干したら、なんだか長かった夏が急に終わったような気がした……。
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コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。BlackMac|2024年10月2日 22:20 | (1) |
仰せの通りサンデーサイレンスの4×3の2頭を軸に
三連複にします。
姉チェルヴィニアと同じく新馬戦2着未勝利戦圧勝のアルレッキーノ以外が
3頭目に来てくれれば美味しいのですが。
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ありゃ、ヒシアマンがいなくなってしまった。
アルテヴェローチェ1頭軸では点数増えてガミりそうですね…