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昨夏、セミの鳴く順序を書いた。ニイニイゼミ、ヒグラシ、アブラゼミ、ミンミンゼミと続き、最後はツクツクボウシ。
最近では首都圏にもクマゼミが出没するが、私の住む北関東ではまだ定着しておらず(今夏一匹だけ確認)クマゼミについては詳しくないが、これを除く5種類のうち、鳴き方、というか“鳴き終わり方”が特徴的なものが1つだけいて、それはツクツクボウシだ。皆さんはどう特徴的かご存知だろうか?
他のセミには“鳴き終わり方”が無い。単純にフェードアウトするだけだが、ツクツクボウシの鳴き終わり方は変わっている。そもそもツクツクボウシの鳴き声は「オーシンツクツク」という前半と「(自分の居所は)高い~よ~」という後半に分かれ、後半の「高い~よ~」が最後「高い~っ!」となって鳴き終わる。
子供の頃ツクツクボウシはそう鳴くと父親に教わったが、ツクツクボウシの鳴き方は実際には前半後半に分かれるわけではなく、後半の「高い~よ~」は、前半の「オーシンツクツク」の「シン」が言い切れず、人間で言えば「声が裏返っている」だけということに数年前気づいた。他のセミは息が続かなくなるとフェードアウトするが、ツクツクボウシは「往生際が悪い」セミで、息が続かないくせに無理に鳴き続ける。それで「高い~よ~」のフレーズが作られるのだ(笑)。
さて、往生際が悪いのはツクツクボウシだが「往生際が悪い」といえば競馬だ。来週月曜中山競馬場のメイン競走はG2セントライト記念だが、このレース「往生際の悪い」馬が活躍する。では今週の金言を紹介しよう。
曰く「セントライト記念は往生際の悪い馬を狙え」。
たとえば昨年1着のレーベンスティールは「残念ダービー」と言われるラジオNIKKEI賞を1番人気で3着に敗れていたし、一昨年2着のアスクビクターモアは皐月賞5着、ダービー3着と残念な結果だった。また、2021年1着のアサマノイタズラも皐月賞16着、ラジオNIKKEI賞12着で、このレースの歴代の好走馬には「まだクラシックに拘る?」という往生際の悪い馬が多い。
エコロヴァルツは皐月賞7着、ダービー8着。皐月賞は後方から追い込み届かず、ダービーは逃げて垂れた。こんなにメチャクチャなレースをする馬も少ないが、それでいてこれだけ着順をまとめてくる馬も少ない(笑)。この上クラシック路線にとどまる同馬を「往生際が悪い」と言わずになんと言おう。指名すべきはこの馬以外にない。
夏が終わるとやかましく鳴き続けていたセミが力尽き、玄関の前に落ちていたりする。死んでいるかと思ったら突然けたたましく鳴きながら飛び立つセミに驚いた、という経験をしたことがある方も少なくないだろう。今日は最後に、地面に転がるセミの「生死判別法」を教えよう。転がるセミを見つけたら“脚”に注目してほしい。6本全てが内側に閉じていたらそのセミは100%死んでいる。もし脚が天を向いていたら……そいつは生きている可能性が高い(笑)。
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