最新競馬ニュース

【ジャパンC 俺のチェックポイント】フランスからやって来たイレジン ただ一頭の外国馬に迫った


©サンケイスポーツ


 1,682  5  0

【ジャパンC 俺のチェックポイント】フランスからやって来たイレジン ただ一頭の外国馬に迫った

今週は東京競馬場でジャパンCが行われる。俺のチェックポイント初日は東京サンスポの内海裕介記者が、東京競馬場でフランスから参戦する6歳騸馬イレジンをチェックした。イクイノックスリバティアイランドの初対決で盛り上がる今回、2005年アルカセット以来となる外国馬Vは見られるのか。陣営の手応えを探った。

マイルCSを◎▲△で的中させ、エリザベス女王杯の3連複(○△◎)も含めてGⅠ5連勝となった。当然、ごほうびのお休みをいただけるものと思っていたが、何の連絡もなし。というわけで予定通り、月曜から東京競馬場で取材開始だ。

ターゲットは今回、唯一頭、海外から参戦するイレジン。うがい薬はイソジンだが、こちらは19戦13勝、2着2回、3着3回と堅実駆けがウリの仏のGⅠ2勝馬だ。馬券の特効薬として服用可能なのか、しかと見定めたい。

まずは動きの確認。午前10時に帯同馬マルカンとともにダートコース入りし、ゆったりとしたキャンターで一周して引き揚げた。慣れない環境でも気負った様子はなく、レースまで日があることを考えると、負荷も適度といえるだろう。

続いて来日したばかりのゴーヴァン調教師を直撃取材。木枯らしが吹く中、ブルゾン姿で誠心誠意取材に応じてくれるジェントルマンに、気になる速い馬場への適性を問うてみた。一昨年にはパリロンシャンの良馬場で行われたフォア賞でディープボンドに完敗の3着。しかし「この馬はずっと成長しているんだ。昨年まではスタミナのレースに強かったが、今年はスピードのレースにも強くなった。2100メートルのガネー賞も勝てたからね」とニヤリ。自慢の成長力で日本の高速ターフ対応に自信をみせた。

とはいえ素直に飛びつけるかというと、そうもいかない。自国で速い追い切りをこなしてきたこともあり、レースまで軽めの調整を予定しているが、理由のひとつとして「筋肉炎を持った馬なので、レースまでに修復に努めたいんだ」という。

うーん。サラブレッドに疲労はつきものだが、回復段階で果たして、スペシャルなパフォーマンスを発揮できるものなのか。正直、馬体を見てもそこまでの迫力は感じない。ただでさえ優勝賞金が5億円に増額された今年は国内勢が超強力。割って入るのは大変とみて現時点では無印としているが、今後の動向に注目していきたい。(内海裕介)



このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

12月3日()
チャンピオン G1
12月2日()
ステイヤーズ G2
チャレンジC G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

11月26日()
ジャパンC G1
京阪杯 G3
11月25日()
京都2歳S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 イクイノックス 牡4
175,656万円
2 タイトルホルダー 牡5
93,827万円
3 ソングライン 牝5
68,855万円
4 ディープボンド 牡6
67,569万円
5 スターズオンアース 牝4
64,001万円
6 ジャスティンパレス 牡4
57,888万円
7 ヴェラアズール 牡6
54,968万円
8 シャフリヤール 牡5
54,685万円
9 シュネルマイスター 牡5
52,652万円
10 ドウデュース 牡4
52,386万円
» もっと見る

3歳
1 リバティアイランド 牝3
74,444万円
2 タスティエーラ 牡3
57,005万円
3 ソールオリエンス 牡3
47,668万円
4 ドゥレッツァ 牡3
27,927万円
5 ハーパー 牝3
19,641万円
6 ブレイディヴェーグ 牝3
17,080万円
7 シャンパンカラー 牡3
16,549万円
8 エルトンバローズ 牡3
15,582万円
9 ファントムシーフ 牡3
14,233万円
10 ドゥーラ 牝3
13,521万円
» もっと見る