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【のら~り勝ち馬予想の金言録】京阪杯2023「突逃げは本番への叩き台と考えよ」
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皆さんは“竹の花”を見たことがあるだろうか?花、と言っても極めて小さなもので、白い、稲の穂のような形をしたものだ。言われなければ「花」とは判らないこの代物、竹の種類にもよるが、数十年から120年に一度しか咲かず、滅多に人の目に触れることはない。
実家の隣家に見事な孟宗竹(もうそうちく=いわゆる青竹)の林があり、毎年タケノコを頂いていたが、昨年実家で農作業を手伝う最中、竹林の上の方が白くなっているのに気づいた。
最初は飛んできた紙ゴミの類と思ったが、いつまでもなくならない。不思議に思い近くまで行って見てみると、皆大きさが均一で枝にきちんとついていた。これはきっと竹の花に違いないとい思い調べてみた。
「竹の花は不吉なサイン…」、「竹の花が咲くと自然災害が起きる…」。出てきたのはネガティブな言い伝えの数々。だが更に調べるとやがて“真実らしい”解釈にぶち当たった。
まず、竹の花が咲くと間もなくその林は一斉に枯れてしまう。ここまではどの種類の竹も共通らしい。そしてほとんどの種類の竹は、数十年に一回しか咲かない。マダケという種類に至っては120年に一度しか花をつけないらしい。あまりに珍しい現象な上に開花後一斉に竹林が枯れることから昔の人は不吉なサインと取ったが、事実はどうやら竹の“世代交代”であるらしい。
一斉に花をつけるのは大量の種子を落とし、子孫繁栄の確率を高めるため。開花のあと竹林全体が枯れるのは、そもそも世代交代の儀式なので開花後の竹には生き抜く力が残されていないからだ。
物事の真の意味を理解するのは難しい。それは競馬も一緒で、勝ち馬検討で眺めた馬柱をそのまま馬の実力と考え、過去痛い目に遭った読者の方も多いはずだ(笑)。
私もまたその一人だが、今日は馬柱の見方に関する金言を紹介しよう。
曰く「突逃げは本番への叩き台と考えよ」。
大レースの2走前、1走前に何故だかトチ狂ったように逃げ、4角手前ではもうバテバテ。当たり前のように惨敗した馬が大レース本番、今度は中段に控えて折り合い、ゴール前狙いすまして一気に差し込んでくるシーンは、競馬史上多く見られる。“惨敗”の真の意味は「力不足」ではなく「調教代わり」だった、ということが往々にしてあるのだ。
今週日曜、西日本エリアのメイン競走・京阪杯に出走するトウシンマカオは前走、“何故だか”逃げた。これまで14戦のキャリアで彼が逃げたのはわずかに2回。結果は当然惨敗だったがこれを実力と判断してはいけない。狙いはむしろ次だ。
定期テストで過去最低点を更新した生徒がカウンターでそのことを私に告げながらこう言った。
「能ある鷹は何とやら…ってやつですよ(笑)。今回の“やらかし”は本番でライバルを油断させるための作戦の一つです。」
え~っと…君のそのセリフを聞くのは今度で7回目くらいだが…。一体彼の“本番”とはどのタイミングを指しているのだろうか…(笑)。
(文:のら~り)
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