最新競馬ニュース

日本とゆかりの深いシンガポール競馬が来秋に廃止へ…180年の歴史に幕


©サンケイスポーツ


 690  3  0

日本とゆかりの深いシンガポール競馬が来秋に廃止へ…180年の歴史に幕

シンガポール競馬を統轄するシンガポールターフクラブは5日、2024年10月をもって、クランジ競馬場での開催を終了すると発表した。27年3月までに同競馬場の土地を政府に返還するためで、約180年の歴史を持つシンガポールでの競馬開催は幕を閉じることになる。

シンガポールでは1843年に競馬開催がスタート。2000年にはシンガポール航空国際カップが設立され、世界各国からトップホースが参戦した。日本調教馬は2006年にコスモバルク、07年にシャドウゲイトが優勝。それに先駆けて、元ホッカイドウ競馬のリーディングトレーナーだった高岡秀行調教師が03年に移籍して開業し、シンガポールダービーを勝つなど活躍した。日本産馬が数多く輸出されているほか、日本人ホースマンの勤務も多く、賞金面のクオリティーが高いシンガポールはアジア競馬隆盛の一翼を担ったが、15年を最後にシンガポール航空国際Cが廃止されるなど、近年は存在感が低下。存廃を危ぶむ声が高まっていた。

シンガポールターフクラブでは、発表前に関係者向けの説明会を実施。廃止に際して資金的な援助をする意向を示したが、時間的猶予のない廃止決定に対する不満の声が出ている。廃止の時期に関して流動的な面はあるものの、廃止そのものが覆る可能性は極めて低い。アジアの先進国から競馬の火がひとつ、消えようとしている。





関連キーワード

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

10月1日()
スプリンター G1
9月30日()
シリウスS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

9月24日()
オールカマー G2
神戸新聞杯 G2

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 イクイノックス 牡4
103,030万円
2 タイトルホルダー 牡5
88,827万円
3 ソングライン 牝5
66,131万円
4 ディープボンド 牡6
65,855万円
5 ソダシ 牝5
62,923万円
6 デアリングタクト 牝6
61,092万円
7 ヴェラアズール 牡6
54,968万円
8 シャフリヤール 牡5
54,685万円
9 スターズオンアース 牝4
50,946万円
10 シュネルマイスター 牡5
50,940万円
» もっと見る

3歳
1 タスティエーラ 牡3
48,233万円
2 リバティアイランド 牝3
42,947万円
3 ソールオリエンス 牡3
42,282万円
4 シャンパンカラー 牡3
16,549万円
5 ファントムシーフ 牡3
14,233万円
6 ハーパー 牝3
13,441万円
7 サトノグランツ 牡3
12,807万円
8 ハーツコンチェルト 牡3
12,617万円
9 オオバンブルマイ 牡3
11,983万円
10 ドゥーラ 牝3
11,821万円
» もっと見る