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【松風月S】オーロラテソーロが58.5キロを克服して差し切り連覇
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6月4日の阪神11R・松風月(まつかぜつき)ステークス(3歳以上オープン、ダート1200メートル、ハンデ、16頭立て)は、5番人気で幸英明騎手とコンビを組んだハンデ58.5キロのオーロラテソーロ(牡6歳、美浦・畠山吉宏厩舎)が差し切ってこのレース連覇を果たした。タイムは1分10秒8(良)。
1馬身1/4差の2着は中団の後ろから末脚を伸ばしたスナークダヴィンチ(6番人気)。さらにアタマ差の3着には先行して粘り込んだミスズグランドオー(11番人気)が入った。
レースはスタート直後から先行争いとなったが、チェイスザドリームが主張してハナへ。外からジェネティクスとミスズグランドオーがこれを追い、デュアリストはインで控えて4番手からの競馬。人気のサンライズアムールは外からじわっと進出して好位につけた。勝負どころではサンライズアムールが外から先頭に並びかける形。ペースが緩むことがなく、直線は差し馬の脚いろが目立つ。中でもオーロラテソーロが力強い決め手を発揮し、先行各馬を差し切って快勝。昨年に続く松風月S連覇を果たした。2着争いは際どくなったが、外からいい脚を長く使ったスナークダヴィンチがミスズグランドオーをかわして連対を確保。サンライズアムールはわずかに伸びを欠いて4着に終わった。
◆幸英明騎手(1着 オーロラテソーロ)「馬の後ろで上手に競馬をしてくれました。キックバックを嫌がると(陣営から)聞いていましたが、よく我慢してくれました。今後に向けても、競馬の幅が広がったと思います」
※次走は未定。
松風月Sを制したオーロラテソーロは、父Malibu Moon、母For Passion、母の父Not For Loveという血統。通算成績は34戦8勝(うち地方3戦1勝)となった。
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