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6月3日の阪神5R(2歳新馬、芝1600メートル、5頭立て)は、クリストフ・ルメール騎手の2番人気テラメリタ(牝、栗東・須貝尚介厩舎)が世代最初の白星を挙げた。ゲート入りに手こずるも、スタートすると徐々にピッチを上げ先頭に立ち、直線半ばで後続を突き放し軽快に逃げ切った。タイムは1分36秒5(稍重)。
3馬身半差の2着にはカントゥータ(4番人気)、さらに3/4差遅れた3着にコンテナワールド(5番人気)が入った。
◆C・ルメール騎手(1着 テラメリタ)「まだ子供ですね。ゲート入りはちょっと怖がりました。スタートもゲートが開いてからビックリしていた。誰も逃げたくなかったから、自分のペースで走ってくれました。直線はいい加速でした。まだまだ伸びしろがありそう。距離は1600メートル以上は絶対いけると思う」
◆須貝尚介調教師(同)「ゲートは練習では大丈夫だったんだけど、❶枠①番ということもあって怖がってしまいましたね。まあ、まだ小学生の運動会みたいなものだから。走りは母よりも追ってから軽く見えたけど、課題はまだまだある。それでも新種牡馬で勝てたのはうれしい。ゆかりの血統で、しかも一発目だからね。(須貝調教師はきょうが誕生日で)いいプレゼントになりました。明日(安田記念のソダシ、ドルチェモア)も頑張ってもらいましょう」
テラメリタは、父は新種牡馬のブリックスアンドモルタル、母テラノヴァ、母の父ヴィクトワールピサという血統。祖母に2001年のサンスポ杯阪神牝馬Sを勝ったエアトゥーレがいる。
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