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【ズバリ!調教診断(最終版)】安田記念2023 最上位はソウルラッシュ!ソングラインほか2頭も高評価!-追い切りチェック(最終版)

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【ズバリ!調教診断(最終版)】安田記念2023 最上位はソウルラッシュ!ソングラインほか2頭も高評価!-追い切りチェック(最終版)

ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は安田記念・調教予想(最終版)をお届けします!

日曜日に行われる安田記念の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

ナランフレグ【B】
美浦南W併走(31日)。低い姿勢を保ち、この馬なりに体を使って走ることはできている。肩周辺の発汗が多い点は気になるものの、季節的な要素を考慮すれば致し方ないだろう。それでも集中力は途切れておらず、促しに対する反応も悪くなかった。及第点の仕上がりとみたい。


メイケイエール【F】
栗東坂路単走(27日・映像なし)。本追い切りを27日に施したあと、当該週はメンタル面などの微調整に終始。肝である27日の動きを映像で確かめることができないため、判定するに難しい。いずれにせよ、当日の気配はしっかり確認しておいたほうがいいだろう。

ジャックドール【B】
栗東CW単走(31日)。コーナーでは逆手前となり、スムーズに回れず外へ膨らんでしまう。とはいえ、直線を向いてからの前後の連動性が高いフォームは光るものがあるし、直線半ばで右手前に戻してからの加速も良かった。コーナリングを除けば動きの質は非常に高い。ぞんざいには扱えない存在だ。

セリフォス【C】
栗東CW併走(31日)。コーナーではハミを嫌がるような感じで煩い仕草を見せ、ラストの伸び脚もひと息。ただ、乗り手を選ぶ側面が強い馬なので、手慣れた騎手が跨れば変わってくる可能性もある。見映えが良くないため、判定はCにとどめておくが、当日の気配次第では再検討の必要があるかもしれない。

ソダシ【B】
栗東坂路単走(31日)。リズム重視の調整。パワフルなフットワークで登坂する姿をみるに、体調面の不安はなさそう。惜しむらくはラストで手前を戻した点。最近は詰めの甘い結果が続いているだけに、もう少しネジを締めて欲しかったような気も。今回はB判定にとどめておきたい。

ダノンスコーピオン【B】
栗東坂路単走(31日)。直線序盤は頭の位置が安定せず、体幹もブレ気味。ただ、手前を左に替えてからは、体を大きく使って迫力ある動きに。府中のG1へ臨むにあたり、もう少し右手前での走りに安定感が欲しいが、1週前と比べれば様子は大分良くなった。満点には至らずとも、着々と状態は上向いている。

ガイアフォース【B】
栗東坂路単走(31日)。頭の位置こそ高めだが、緩めの内容でも必要以上に力まず登れていたのは良い傾向。この馬らしいトビの高い走りは健在だし、脚元の動きも力強い。デキ落ちという印象はなく、気分を損ねず運ぶことができれば、ここでも台頭の余地はありそうだ。

ドルチェモア【C】
栗東坂路単走(31日)。1週前は折り合いを上手くつけ、柔らかいフットワークで走れていたが、今週の動きはひと息。頭の位置が安定せず、四肢のバランスも良くない。鞍上が肩ムチを入れても、気勢は上がらず淡々と登坂。コンディション重視の調整とはいえ、評価を上げるには躊躇してしまう内容だった。

シャンパンカラー【C】
美浦南W併走(31日)。コーナーではハミ取りが浅く、フワッとするような場面も。直線を向いてからは鞍上の仕掛けにきちんと反応し、僚馬をかわして前に出た。その点は評価できるが、前回と比べて四肢の可動域は狭め。脚さばきにも若干の硬さがあり、NHKマイルC当時の気配には及ばないように思える。


ソウルラッシュ【A】
栗東坂路併走(31日)。整える程度の内容ながら、安定したフットワークで登坂。併せて競る気勢が高く、それでいて鞍上からの指示を待てる精神的な余裕も感じる。前回の中間時より、体を柔らかく使えていることも好印象。もともと調教映えするタイプだが、今回は特に良く見える。優に合格点の仕上がりだろう。

イルーシヴパンサー【B】
美浦南W単走(31日)。直線を向く際に手前替えを少し拒み、口向きの悪さを出す場面も。とはいえ、手前を替えてからの速度乗りの良さや、回転鋭い脚さばきで軽快に進む姿をみるに、体調は悪くないのだろう。それなりに動ける態勢と判断したい。

ナミュール【B】
栗東坂路単走(31日)。顔をやや右に向けながらの走りは相変わらず。最後に手前を戻していたこともいただけない。とはいえ、四肢の動きに硬さはなく、脚どりもしっかりしていた。微調整程度の内容ゆえに派手さはないが、雰囲気は決して悪くない。それなりに順調と捉えてもいいのではないか。

レッドモンレーヴ【A】
美浦南芝併走(31日)。かなり早い段階からしっかり踏み込んでピッチを上げながらも、最後まで脚いろが鈍ることはなかった。それだけでも体調の良さが窺い知れるし、動き自体も伸びやか。前後左右のバランスもいい。G1級との力関係はさておき、京王杯SC制覇の勢いを十分に感じさせる好内容だった。

シュネルマイスター【B】
美浦南W併走(31日)。コーナリングはスムーズだったが、直線に入ってからは僚馬に気を取られるような仕草を見せるなど、集中力の面で今ひとつ。フットワークは悪くないのだが……。判断に悩ましいが、上々の動きを披露した1週前追い切りを加味しての、B判定としておきたい。

マテンロウオリオン【A】
栗東CW併走(31日)。右手前を長く引っ張り、僚馬の前に出てから素早く手前を替えると、推進力が一段と増し、僚馬を突き放した。首の使い方が良く、四肢の回転も実に鋭い。前回あたりから状態を持ち直しつつあったが、今回の走りはそれを上回る。気配の良さを活かせるようなら、この相手でも出番があっていい。

カフェファラオ【C】
美浦南W併走(31日)。上体こそ高めだが、前肢をしっかり使って地面を掻き込む、この馬らしいフットワークを見せていた。ただ、鞍上の促しに対する反応が渋く、グンと伸びる感じはない。現状の走りを活かすためには、他馬がキレを削がれる馬場の出現が不可欠のように思える。

ウインカーネリアン【B】
美浦南W併走(31日)。安定感のあるコーナリングは健在。直線に入ってからも、首の角度良く、しっかり馬場を捉えて走れていた。もう少し僚馬に取り付く際の反応が鋭くなれば言うことなしだが、大きく割り引くほどではない。いい頃の雰囲気に近づいてきた印象を持つ。


ソングライン【A】
美浦南W併走(31日)。直線の途中で蹄鉄らしきものを落としたように見えたが、それでもラストまで鋭く脚を伸ばしていた。この馬とすれば手前替えがスムーズだったし、鞍上の軽い促しに対する反応もいい。前走の反動は窺えず、むしろ一度使われたことで、気合乗りが良くなった印象。力を出せる態勢とみる。

【調教予想からの注目馬】
A判定は4頭。最上位は⑩ソウルラッシュとする。この中間は順調に本数を重ね、1週前のCW追い切りでは上々のアクションを披露。今週の坂路追い切りでも非凡な動きを見せた。前哨戦を使って、状態は型通りに上向いている様子。ここでも相応の警戒が必要だろう。

前回に勝るとも劣らないデキの⑱ソングラインを差のない次点に。ほか、気配の良さが目立つ⑬レッドモンレーヴ、上昇ムードが漂う⑮マテンロウオリオンらも上位評価に値する。

<注目馬>
ソウルラッシュ ⑱ソングライン ⑬レッドモンレーヴ ⑮マテンロウオリオン

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