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【メトロポリタ】グランオフィシエがゴール前4頭横一線の大接戦を制す
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5月7日の東京10R・メトロポリタンステークス(4歳以上オープン、リステッド、芝2400メートル、別定、17頭立て)は、9番人気で戸崎圭太騎手とコンビを組んだグランオフィシエ(牡5歳、美浦・久保田貴士厩舎)がゴール前4頭横並びの一戦を制してオープン初勝利を飾った。タイムは2分27秒8(稍重)。
外からトゥーフェイスが気合をつけてハナに立ち、セファーラジエルは控えて2番手。カントルが3番手に続き、その後ろにスマイルがつけた。縦長の隊列になり、人気のバラジは6番手からの競馬。雨が降りしきる中、大きな動きはないまま勝負どころを迎え、セファーラジエルが先頭に並びかけて直線に入る。先に抜け出そうとするセファーラジエルに対して、内に進路を取ったのがカントルとグランオフィシエ。この2頭が前に出たかと思われたが、セファーラジエルもしぶとく食い下がり、さらに外からゼッフィーロも末脚を伸ばしてくる。ゴール前はこの4頭による大接戦となったが、グランオフィシエがわずかに先着。初のオープン勝ちを決めた。
アタマ差の2着は3番手追走から直線内を伸びたカントル(10番人気)。さらにハナ差の3着には中団の後ろから末脚を伸ばしたゼッフィーロ(3番人気)が入った。
メトロポリタンSを制したグランオフィシエは、父キングカメハメハ、母マーブルカテドラル、母の父ダイワメジャーという血統。通算成績は16戦5勝となった。
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