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【血統アナリシス】天皇賞(春)2023 京都開催時はディープインパクト、ステイゴールド、ハーツクライの三つ巴が続く


ウマニティ


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【血統アナリシス】天皇賞(春)2023 京都開催時はディープインパクト、ステイゴールド、ハーツクライの三つ巴が続く


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は天皇賞(春)2023・血統予想をお届けします!


2年半にわたる京都競馬場の大規模整備工事に伴い、直近2年は阪神芝3200mで代替開催されてきた天皇賞(春)。京都芝3200mで行われるのはフィエールマンが2連覇を飾った2020年以来となるので、今回は当時の血統傾向を呼び覚ましてみたい。

京都開催時はディープインパクトブラックタイド)、ステイゴールドハーツクライの三つ巴状態が続いており、これらの系統に属さない馬の連対例は2012年まで遡らなければならないほど。直近の20年も1着フィエールマン(父ディープインパクト)、2着スティッフェリオ(父ステイゴールド)、3着ミッキースワロー(父トーセンホマレボシ)と条件を満たす馬で上位を占め、ハナ差2着の惜敗を喫したスティッフェリオは11番人気という低評価を覆す走りでもあった。なお、種牡馬としてステイゴールドは4勝を挙げており、これはサンデーサイレンスと並ぶ天皇賞(春)の最多勝タイ記録でもある。

ジャスティンパレスは、父ディープインパクト×母パレスルーマー(母の父Royal Anthem)。06年天皇賞(春)の勝ち馬である父は種牡馬としても3勝を記録。本馬は22年天皇賞(春)で5着と善戦したアイアンバローズの半弟でもあり、今年の阪神大賞典を制するほか、22年菊花賞でも3着に好走するなど、やはりステイヤーとしての資質が高い。その阪神大賞典も勝負所でスムーズさを欠くなかでの完勝。奥手の血統が本格化を果たしつつある。


アスクビクターモアは、父ディープインパクト×母カルティカ(母の父Rainbow Quest)。母の父は85年凱旋門賞の勝ち馬で、天皇賞(春)に所縁あるところでは、96年1着&97年2着サクラローレルの父、12年1着ビートブラックの2代母の父として名を刻む。前走日経賞の大敗は道悪や出遅れの不運が重なったことで度外視できるが、もとより使いつつ調子を上げるタイプでもある。大一番に強い血脈が並ぶ母系の血統構成からも見限れない。

ディープボンドは、父キズナ×母ゼフィランサス(母の父キングヘイロー)。父はディープインパクトの後継種牡馬として動向が注視される存在で、代替開催された直近2年は本馬自身が2着にリピート好走して存在感を示している。芝3000m以上は6戦して掲示板外がなく、京都競馬場も20年京都新聞杯で重賞初制覇を飾った相性のいい舞台。遡れば60年天皇賞(春)の勝ち馬クリペロが出た一族でもあり、京都開催で3度目の正直を目論む。


【血統予想からの注目馬】
ジャスティンパレス ⑥アスクビクターモア ⑦ディープボンド

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