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【直撃取材!プロ予想家最速予想】大阪杯2023「スガダイ」「山口吉野」の狙いは!?注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る!
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毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬を紹介する新連載「プロ予想家最速予想」。第9回は大阪杯について山口吉野プロ・スガダイプロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。
【山口吉野】―数字が証明する驚異の◎精度!レースV回顧を軸に展開する総合予想
パトロールビデオのレース回顧により、着順や着差から判断できない、競走馬一頭ごとの能力や適性を徹底分析。ウマニティでも安定した回収率を計上する山口吉野プロに大阪杯の予想をお聞きしました。
―競馬に興味をもったきっかけを教えてください。
家族や友人が競馬ファンで、トウカイテイオーやナリタブライアンの走りに魅了されことです。
―競馬ファンから、どのような経緯でプロ予想家になったのでしょうか。
12年間の通算回収率が100%を超えていたのでプロ予想家を目指し、プロテストのオーディション枠に合格して、ウマニティ公認のプロ予想家になりました。
―予想の際、レース回顧を最も重視しているようですが、特にどのような点に注意してパトロールビデオを見ているのでしょうか。
特に重視しているのは、折り合い、芝の荒れている部分の判断、砂被りへの対応です。向こう正面の折り合いは、パトロール映像じゃないと確認できない場面が多いので、壁を作れない状態での折り合い、壁を作れている状態での折り合いを見極めるために重視しています。また、芝の馬場が荒れている部分の判別は、向こう正面もスタンド前もパトロール映像がないと判別できず、砂被りヘの対応に関しても、砂を被っているかどうかはパトロール映像じゃないと判断できません。ダートで特にキャリアが浅い馬は、砂を被ると大敗するケースがあるので、砂被りへの対応を見極めることで、敗因を明確にしやすくなります。
―パトロール映像じゃないと、確認できない部分を重視しているんですね。では、大阪杯の予想の移ります。予想の核になるポイントはどのあたりでしょうか。
多頭数の阪神2000mは内有利、外不利の状況になることが多いので、枠順が大きなポイントになります。枠順が出ていない段階では、どの馬を軸するべきか、穴として狙うべきかを判断できません。ただ、内有利の馬場の内枠で、ある程度前に行ける馬が面白い穴になるかなと思います。
―ありがとうございます。阪神芝2000mという条件が追い風になる馬がいましたらお願いします。
阪神2000mは内回りで直線があまり長くなく、急坂もあるので上がりが速くなり過ぎないコースです。直線が長く上がりが速くなる2000mより、阪神2000mの方が合うと思う馬は、アラタ、ノースブリッジ、ヒシイグアス、ヒンドゥタイムズ、ポタジェ、マテンロウレオ、マリアエレーナ、モズベッロ、ワンダフルタウンです。
―名前の挙がらなかったジェラルディーナについてお聞きます。2、3走前は枠の利があり、前走は展開利があったように思います。近走の評価と、今回のメンバーでの能力的位置づけを教えてください。
オールカマーは能力上位で、内有利の枠順にも恵まれました。エリザベス女王杯も能力上位で、枠に恵まれたというより、本来不利になる大外枠が内荒れ馬場により不利にはならなかったという判断です。有馬記念は、前不利、後方有利の展開に恵まれましたよね。大きく出遅れたので、もし前が有利な展開だったら上位争いは難しかったと思います。今回のメンバーに入っても能力は上位だと思います。
―能力上位の評価なんですね。同じく牝馬のスターズオンアースですが、この世代の牝馬三冠のレベルをどう見ていますか。
近5年を対象にすると、桜花賞はダントツで最低レベル、オークスは中間レベル、秋華賞はデアリングタクトの年と同程度で、それ以外の年よりは低レベルと判断しています。同世代の牝馬同士ならトップですが、このメンバーに入ると能力上位ではないという判断です。
―こちらは上位評価ではないと。人気の一角、ジャックドールですが、この馬は今回逃げると見ていますか、控えると見ていますか?
昨年は内枠で逃げましたが、外枠なら逃げなかったと思います。今年も内枠なら主張する可能性が高いとみています。外枠なら無理をして逃げないと思いますが、控えて外を回る形だと距離ロスが生じるので、スタートが決まれば出脚の速さで逃げようとする可能性が高いです。
―最後に、危険な人気馬と考える馬がいましたらお願いします。
距離延長ローテ向きで、パフォーマンスを下げる可能性が高いジェラルディーナ、能力以上に人気になる可能性が高く、多頭数の阪神2000mが向くタイプではないスターズオンアース。あと、ヴェルトライゼンデも皐月賞と神戸新聞杯以外は得意の内枠なので、外枠だとパフォーマンスを下げる可能性が高いです。
【取材後記】
パトロール映像での回顧では、全馬の折り合いやコース取りを確認するとのこと。うーん、私にもそれだけの気力があれば…。
【スガダイ】全開催プラス収支を可能にする“予想神”
群雄割拠のウマニティプロ予想MAXで13年連続ランキングトップに君臨。他の追随を許さない、競馬予想界のキング・オブ・キングス、スガダイプロに大阪杯についてお聞きしました。
―ソーヴァリアント、プログノーシスの回避は残念でしたが、なかなか好メンバーが揃った印象です。特に注目している馬を教えてください。
ジャックドールですね。
―5連勝して臨んだ昨年の大阪杯を2番人気5着、その後は札幌記念を勝ち、天皇賞秋では4着、香港はC7着。今年は期待できるでしょうか?
昨年は人気を裏切る走りになりましたが、落鉄がひとつ大きな敗因だったのかなと思います。あと、良馬場発表だったんですけど、観測されない程度の雨がパラパラあったりして、レース中にもカメラに水滴がつくような感じでした。そういった緩い馬場というのも影響したかなと。
―凡走の要因は、落鉄と馬場ですか。ペースもちょっと速かったような気がします。
そうですね。去年は序盤にわりと競られるような形になっていたと思います。アフリカンゴールドとか、レイパパレなども積極的に運んだので、ペース的にもいくらかきついものがあったのかなと。去年の大阪杯が、ジャックドールのフルパワーではないと思うんですよね。金鯱賞のレコード勝ちは馬場を考慮しても優秀だったと思いますし、札幌記念でも逃げられずともパンサラッサを競り落とし、G1でもやれる能力っていうのも示してきていると考えています。天皇賞秋も4着にしても、もう少し積極的に、実質ハナを切っているようなハナ離れた番手くらいから運べば、この馬が押し切っていたかもしれないんでね。
―あのメンバーでも、乗り方ひとつでチャンスがあったと。前走香港C7着はどうでしょう。
あれは出遅れが最大の敗因ですよね。滅多に出遅れる馬じゃないんで、それほど気にしなくていいと思います。まあ、そういうことも含め、これまでは色々運もなかったのかなと。
―スタートさえ決まればというところですね。人気を背負いそうなスターズオンアースの評価をお聞かせください。
抑えの評価ですね。もちろん、強い馬だと思うんですけど、前有利の展開になると考えてるんで…ルメールさんなら前に行く可能性もなくはないですが。ただ、まあ2走連続出遅れてるわけなんでね。能力は認めつつも、馬券的妙味と展開の読みで評価を少し落としたという感じです。
―なるほど、絶対的とまではいかないと。穴っぽいところで考えている馬はいるでしょうか。
ノースブリッジですね。
―前走AJCCを勝ちました。阪神初めてであまり遠征していませんが、このメンバーでも期待できるでしょうか。
関西初登場ということで、輸送等々、やってみなければわからないこともありますが、展開のことを考えれば、穴候補にはなりえるかなと。おそらく前につける可能性が高いですし、ジャックドールがまた出遅れなんてことになれば、ハナにいくかもしれません。AJJCはわりと強い競馬だったと思うんですよね。やや出負けしながら好位を確保し、内を巧くすくえたのはありますけど、坂下でほぼ勝負を決めたような勢いがありました。最終的には2着エヒトに詰め寄られてましたが、楽勝に近い印象を受けましたから。速い上がりを使えないので、速い上がりになる展開を避ける乗り方さえしてくれれば、面白い馬かなと。
―前走色々巧くいった印象でしたが、言われてみると今回も展開が向きそうです。
そうなんですよね、反対に前走の金鯱賞でかわいそうな競馬だったのがマリアエレーナ。まったく行き場がなくなってどうしようもないという感じでした。道中どんどん位置取りを悪くしましたし、開幕週でしたが、異常に散水をしていて緩めの馬場だったのもこの馬にとってはよくなかったと思います。4走前に小倉記念をぶっちぎって勝ちましたけど、ああいう軽い馬場が合うタイプなんで。軽い馬場で、スムーズな競馬さえできれば、十分上位を狙えるだけの力はあるだろうと。
―前走の不利で人気落ちするならおいしいですね。最後に、人気サイドから前走中山記念を勝ったヒシイグアスの評価をお願いします。
王道の予想をするなら、本命打つのがスタンダードかなと思います。まあ、一番強いんじゃないかな。中山記念のとき、この馬が一番強いと思ってましたけど、勝ってしまったんで、そうなると人気しちゃいますから。去年より状態はいいんでしょうし、スムーズに走られると勝たれちゃうかなと。ただ、強いから勝てるといったレースではないですし、どう乗れば勝ち切れるかイメージをしづらい馬なんですよね。
取材後記:個人的にノースブリッジは足りないイメージだったのですが、これを聞くと悩まされます。まあ、買いますけどね。
以上、プロ予想家2名の大阪杯への見解と注目馬を紹介しました。両者ともスターズオンアースを絶対視していないようです。
(文・垣本大樹)
⇒気になる最終結論は、レース当日のプロ予想MAXでチェック!(予想をアップする時間帯は予想家によって異なります。)
山口吉野プロの最新予想ページはこちら
スガダイプロの最新予想ページはこちら
※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。
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