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【ミモザ賞】アグラシアドがゴール寸前で差し切ってオープン入り
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3月26日の中山9R・ミモザ賞(3歳1勝クラス、牝馬限定、芝2000メートル)は、3番人気で津村明秀騎手とコンビを組んだアグラシアド(栗東・中村直也厩舎)がゴール寸前で差し切り、未勝利戦からの連勝でオープン入りを決めた。タイムは2分6秒9(不良)。
クビ差の2着は後方追走から馬群を突いて伸びたイージーオンミー(5番人気)。さらにクビ差の3着には逃げ粘ったツイニクルトーズ(8番人気)が入った。
ツインクルトーズが先手を取り、オンザブロッムサ、マイレーヌの3頭が先行。その後ろにフラミニア、フェアエールングなどが続く。人気のビターグラッセは中団のインを単騎で追走した。しかし、レース中盤で外からアグラシアドがぐんぐんと進出を開始。4コーナーでは手応え良く外から2番手まで押し上げて直線に向く。ツインクルトーズが内ラチ沿いで懸命に粘るところ、外からアグラシアドが迫り、さらに道中で後方にいたイージーオンミーも馬群の中から急追。ゴール前は3頭の争いとなったが、最後はアグラシアドが外から力でねじ伏せた。
◆津村明秀騎手(1着 アグラシアド)「返し馬ですごくいいフットワークをしていたので逆にこの馬場(不良)が心配でしたが、道中から馬場のいいところを走らせて、3~4コーナーでは持ったまま上がってくることができました。ただ、使える脚が長くないので坂を上がって最後は止まっていました。その状況でよくしのいでくれたと思います。本質的には良馬場向き。能力がある馬ですし、この先も楽しみですね」
アグラシアドは、父リアルスティール、母サラシー、母の父Teofiloという血統。通算成績は5戦2勝となった。
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