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【ドバイシーマC】イクイノックスが圧巻の逃げ切りで世界制圧!

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【ドバイシーマC】イクイノックスが圧巻の逃げ切りで世界制圧!

ドバイワールドカップデーが25日、UAEドバイのメイダン競馬場で開催され、第8レースでは日本馬3頭が出走した第25回ドバイシーマクラシック(GI、北半球産4歳以上、南半球産3歳以上、芝2410メートル、10頭立て、1着賞金348万ドル=約4億5501万円)が行われた。

勝ったのはクリストフ・ルメール騎手とコンビを組んだ日本のエース・イクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎、父キタサンブラック)。他の馬が行かないとみるや、デビューして初めての先手を取る競馬でも器用に折り合ってマイペースに持ち込む。余力十分に直線を迎えると、最後は鞍上が後続との着差を確認するほど余裕しゃくしゃく。昨年の年度代表馬が全く相手を寄せ付けない桁違いの強さを誇示して、初の海外挑戦を圧巻の逃げ切りで飾った。勝ちタイムは一昨年のミシュリフがマークしたレコードをジャスト1秒更新する2分25秒65(良)。3馬身1/2差の2着はイギリスのウエストオーバーで、さらに2馬身1/4差の3着にはフランスのザグレイが入った。連覇を狙ったシャフリヤール(牡5歳、栗東・藤原英昭厩舎)は中団の後ろから末脚勝負に懸けたものの5着。ウインマリリン(牝6歳、美浦・手塚貴久厩舎)は好位のインを立ち回ったが伸び切れず6着に終わった。

イクイノックスは父キタサンブラック、母シャトーブランシュ、母の父キングヘイローという血統の4歳牡馬。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は7戦5勝。GIは天皇賞・秋有馬記念(ともに2022年)に次いで3勝目。

日本馬によるドバイシーマクラシック制覇は2001年ステイゴールド、06年ハーツクライ、14年ジェンティルドンナ、22年シャフリヤールに次いで5度目。


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