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前哨戦圧勝の勢いそのまま、ヴェントヴォーチェがスプリント界の頂点へと駆け上がる!
前走・夕刊フジ賞オーシャンSは4コーナーの時点で〝勝負あった〟と思わせる圧勝劇。外めを勢い良く進出して早々と先頭に立つと、後続に2馬身差をつけて突き抜けた。手綱を取ったルメール騎手も「結構楽勝でしたから、上のレベル(GⅠ)でもいけると思います」と太鼓判を押した。
昨秋のスプリンターズSは11着に終わったが、牧浦調教師は「あちこち転戦したので疲れが残った状態での参戦でした」と振り返る。サマースプリントシリーズを3戦したあとの挑戦でさすがにおつりが残っていなかったようだ。休み明けをひと叩きして、2戦2勝の中2週で臨む今回は、まったく違う結果を期待していいだろう。追い切りの動きも上々で、申し分のない状態で挑める。
ドバイ遠征のルメール騎手に替わって手綱を取るのは、コンビ【2・1・0・2】の西村淳騎手。昨年キャリアハイの72勝をあげた6年目のホープは、今年初めて冬の小倉リーディングを獲得し、ダイヤモンドSをミクソロジーで制するなど勢い満点だ。
「操縦性が高くいいスピードを持っています。GIに手の届く能力があると信じています。この馬とともにGI初制覇を目指します」と気合がみなぎっている。
初めての左回りがポイントになるが、「以前はコーナーワークで若干外に張っていた。でも近走は問題ないので気にしていません」と指揮官。道悪もデビュー戦を重馬場で制し、洋芝のキーンランドCを快勝した実績から苦にしないはず。内めの絶好枠⑦番も味方に戴冠だ。
〝究極の3連単〟はヴェントを1着に固定。休み明けでこそ能力を発揮するメイケイエールを2、3着に置いた12点で春のGⅠシリーズ開幕Vだ!(夕刊フジ)
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2024年4月25日(木) 12:00
ウマニティ
ウマニティ編集部
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