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釣りが好きだったせいか、魚を捌くことを20代で覚えた私は、その延長線で料理も好きになった。鮮度の高い釣りたての魚ならばシンプルに塩焼きにし、アマダイの様に水分が多い魚ならば昆布締めにする。サビキ仕掛けで釣った小アジならば内臓とエラ、ぜいご(尾の近くにあるトゲ状のうろこ)を一匹ずつ取り除き、南蛮漬けにしたりもする。
コロナ禍で外出ができなかった期間、この趣味は更に度を超える遊びとなり、ローストビーフやチーズ入りメンチカツ、酒のつまみの蓮根チップなんてのは当たり前、果ては牛乳をただただ煮詰めただけの古代のチーズ“蘇(そ)”や、ラーメン屋でお目にかかるマー油まで作るようになった。とにかく、食べたもの、見聞きしたもの、思い付いたもので美味しそうなものは片っ端から試している。(笑)
自分では結構な腕前になったと勝手に思っているのだが、母に言わせると私の料理は全然ダメらしい(笑)。作ったものを時々実家に持っていくが「これは何をどのくらい入れたの?」と聞かれても答えられない。味を調えるのに何を入れたかは覚えているが、どの調味料や食材も分量は何となく、大体の目分量で入れているので、人に訊かれても上手く説明できないのだ。それどころか、同じものを作っても毎回寸分違わず同じ味になることはほぼ100%なく、何となく、少しずつ味が違っていたりする。
「基本がなっていない」。母に言わせれば私の作る料理はそういうことらしい(笑)が、レシピを見て、同じことを繰り返すのが面白くないと思ってしまう。それでついついレシピから離れてしまうのだが、時々出来上がる“不味いもの”を食べた瞬間だけは「レシピ通り」「同じことの繰り返し」も悪く無いかな…などと後悔したりしている。
さて、同じことを繰り返すと上手く行くのは料理だけではない。競馬でも、同じ距離を走ることで成功につながる確率が高くなるレースがあり、今週末行われるマーチSはそんなレースの一つだ。格言を紹介しよう。
曰く「マーチSは前走ダ1800を走った馬から買え」。
マーチSの歴代の好走馬の出走ローテを辿ってみると、前走もダートの1800を使っていたという馬は多い。たとえば昨年優勝のメイショウハリオは前走がチャンピオンズCだったし、2着のケンシンコウの前走は東海Sだった。また、一昨年3着のメモリーコウの前走は総武Sで、2019年2着のロンドンタウンの前走はコリアカップだった。いずれもマーチSと同じダートの1800だ。
ハヤブサナンデクンの前走は東海Sで、更にその前はベテルギウスS。いずれもダートの1800で、同馬はデビューからの20戦のうち、なんと70%14戦がダートの1800という、まさにこの距離のスペシャリストだ。
明け7歳と決して若くはないが、次走が21戦目と消耗は少ない。同じことを繰り返すことが強みになるのだということを、身をもって証明してくれたら、次の料理は私もレシピ通りに作ってみようか…(笑)
(文:のら~り)
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