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【血統アナリシス】阪神大賞典2023 リピート好走が顕著な傾向、オルフェーヴル&ゴールドシップ産駒の動向にも注目


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【血統アナリシス】阪神大賞典2023 リピート好走が顕著な傾向、オルフェーヴル&ゴールドシップ産駒の動向にも注目

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は阪神大賞典2023・血統予想をお届けします!


昨年はキズナ産駒の1番人気ディープボンドが勝ち、レース史上6頭目となる2連覇を達成。なお、馬券圏内にこそ好走できなかったものの、5着には20年1着&21年2着と連続好走していたユーキャンスマイルが入線しており、リピーターの活躍が目立つレース傾向を示す結果となっていた。

ほか、昨年は2着アイアンバローズ&3着シルヴァーソニックオルフェーヴル産駒、3着とはハナ差だった4着マカオンドールゴールドシップ産駒とステイゴールドの直系が上位入線。大きなロスがありながら2着まで盛り返した12年オルフェーヴル、レース史上初となる3連覇を果たした13~15年ゴールドシップ、どちらも現役時の阪神大賞典でのレースぶりが語り草となっている種牡馬でもあるので、今後も産駒の動向を興味深く注視していきたい。

ディープボンドは、父キズナ×母ゼフィランサス(母の父キングヘイロー)。本馬は史上2頭目となる3連覇がかかる一戦だが、芝2500m以上の長丁場では「2-3-0-2」と抜群の安定感を誇り、馬券圏外に敗れた2戦も4着だった20年菊花賞、雪の影響で輸送トラブルがあった22年有馬記念となる。持ち前のスタミナを存分に発揮するためにも距離は長ければ長いほどよく、道悪で圧倒した2年前の走りを鑑みれば馬場状態もタフなほうが歓迎だろう。


アイアンバローズは、父オルフェーヴル×母パレスルーマー(母の父Royal Anthem)。リピート好走が目立つ傾向からも昨年2着を軽視できないが、21年ステイヤーズSでも2着の実績があるように、3000mを超える距離でのスタミナ勝負は望むところ。半兄Palace Maliceは13年ベルモントSを勝ち、半弟ジャスティンパレスは22年菊花賞で3着。父系のレース適性はもちろんのこと、ステイヤーとしての資質が高い一族であることも評価に値する。

ジャスティンパレスは、父ディープインパクト×母パレスルーマー(母の父Royal Anthem)。父は06年阪神大賞典の勝ち馬となるが、産駒も「1-2-2-6」と好走率が高く、複勝回収率112%と配当妙味もある。本馬は昨年2着のアイアンバローズの半弟であることのほか、自身も22年菊花賞で3着のコース実績を強調しやすい。その菊花賞も勝負所で包まれた不利を考えれば勝ち馬と0秒1差は誇れるもの。伸び盛りの4歳馬で、まだ奥がありそうだ。


【血統予想からの注目馬】
ディープボンド ⑧アイアンバローズ ③ジャスティンパレス

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