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【血統アナリシス】ファルコンS2023 イスラボニータが種牡馬として重賞初制覇、Danzigやノーザンテーストのパワーに注目

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【血統アナリシス】ファルコンS2023 イスラボニータが種牡馬として重賞初制覇、Danzigやノーザンテーストのパワーに注目


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はファルコンS2023・血統予想をお届けします!


昨年は2番人気プルパレイが勝ち、父イスラボニータは種牡馬としてJRA重賞初制覇を飾ることになった。なお、同種牡馬の父にあたるフジキセキの産駒も好相性を示しており、12年1着ブライトライン、13年3着エールブリーズ、と2頭が出走して共に馬券に絡む活躍を見せている。

ほか、昨年においては1着プルパレイ、2着タイセイディバイン、3着オタルエバー、と3着以内に好走した3頭すべてがDanzigの血を引いていた。前傾ラップになりやすく、最後の直線で急坂が待ち構えているコース形態からも、Danzigやノーザンテーストといったパワーに長けた血脈を評価しやすい。

ペースセッティングは、父Showcasing×母ジェットセッティング(母の父Fast Company)。父および母の父がDanzig直系種牡馬となる配合が興味深く、18年1着ミスターメロディや19年1着ハッピーアワーにならえば、2代母の父にヨハネスブルグの血を引くこともポイントとなり得るだろう。父系も母系も早期完成度の高さを評価しやすく、レースぶりから距離短縮にも好感を覚える。「前を交わそうとしない」という鞍上談からも逃げがベストか。


テラステラは、父モーリス×母ステラリード(母の父スペシャルウィーク)。同産駒からは21年の勝ち馬ルークズネストが出ており、同じ母の父となる馬では14年1着タガノグランパや19年2着グルーヴィットが挙げられる。本馬においては半兄キングエルメスが21年京王杯2歳Sの勝ち馬でもあるので、やはり芝1400mという舞台に食指が動く。父系も連戦連勝の勢いを評価しやすい血統なだけに、近走の充実ぶりには一目置くべきだろう。

ハチメンロッピは、父キンシャサノキセキ×母メイショウユウゼン(母の父タイキシャトル)。まだ同産駒は3着以内への好走例こそないものの、19年ブリングイットオンは14番人気ながら5着と健闘。フジキセキの直系という観点からも動向を注視したい存在だが、近親に芝1400mで無類の強さを誇ったダイアトニックがいることも心強い。カッパツハッチの全弟であることを考慮すれば、本馬も芝ダート不問で八面六臂の活躍が見込めそうだ。


【血統予想からの注目馬】
ペースセッティング ①テラステラ ⑭ハチメンロッピ

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