中央競馬ニュース

【サウジC】パンサラッサ大仕事の逃走劇! 世界最高額レース日本馬初V

 1   32   3,297
シェアする  x facebook LINEで送る
【サウジC】パンサラッサ大仕事の逃走劇! 世界最高額レース日本馬初V

2月25日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場の第8レースで行われた世界最高賞金レース「サウジカップ」(4歳以上、GI、ダート・左1800メートル、13頭立て、1着賞金1000万ドル=約13億6460万円)は、吉田豊騎手のパンサラッサ(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎)が先手を取ってそのまま押し切り、大金星を挙げた。タイム1分50秒795(良)。

2着はアメリカの実力馬カントリーグラマーだったが、3着にカフェファラオ(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎)、4着にジオグリフ(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)、5着にクラウンプライド(牡4歳、栗東・新谷功一厩舎)と日本馬が上位に名を連ねた。ジュンライトボルト(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)は7着、ヴァンドギャルド(牡7歳、栗東・藤原英昭厩舎)は11着。矢作厩舎と広尾レース(株)のコンビは1351ターフスプリントのバスラットレオンに続いてこの日2つの勝利を挙げた。

レースは最内枠のパンサラッサが久々のダートにもかかわらず芝以上にいいダッシュでハナに立つ。ジオグリフ、カントリーグラマー、カフェファラオなどがこれを追い、クラウンプライドも差がなく続いた。パンサラッサは持ち前の軽快な逃げ脚で馬群を引っ張り、直線に向いてからも脚いろが鈍らない。追いすがる他の日本馬が伸び切れないところに、一旦位置取りを下げたカントリーグラマーが外から遅いかかるが、パンサラッサは3/4馬身差、振り切ってV。当代屈指の個性派が世界最高賞金レースを勝ったことによって、賞金面でも名誉の面でも歴史的名馬の仲間入りを果たした。

サウジCを勝ったパンサラッサは、父ロードカナロア、母ミスペンバリー、母の父モンジューという血統。北海道新ひだか町・木村秀則氏の生産馬で、馬主は広尾レース(株)。通算成績は25戦7勝(うち海外3戦2勝)。重賞は2021年GⅢ福島記念、22年GⅡ中山記念、GIドバイターフに次いで4勝目。







この記事はいかがでしたか?
ナイス (30)
 ナイス!(30

もっと見る

このニュースへのコメント

いー3|2023年2月26日 3:56 ナイス! (2)

初ダートって書いてた記事かきなおしたな

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る