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1番人気で川田将雅(37)=栗・フリー=騎乗のフリームファクシが、2番手から抜け出して、3連勝で重賞初勝利を飾った。半姉は国内外でGⅠ2勝のディアドラ。折り合い面の課題が多く、陣営のトーンは辛口だったがクラシック出走へ向けては大きな1勝だ。
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接戦のゴールにスタンドから歓声が起こった。フリームファクシが好位から抜け出して重賞タイトルを獲得。だが、対照的に4戦全てで手綱を取ってきた川田騎手に笑顔はなかった。
「無事に勝つことができて良かったです。ただ、道中はずっと力みっぱなし。これからの課題になることは間違いありません」
1、2コーナーの中間で、外からレミージュがかぶせにきたことで闘志に火がついた。3コーナーを過ぎるあたりまで、懸命になだめ続け、直線を向いたあたりで2番手から抜け出して先頭へ。最後は追いすがるオープンファイアをアタマ差振り切ってのトップゴール。デビュー戦2着後は、3連勝を飾ったが、折り合い面には課題が残り、陣営のトーンは辛口だ。
川田騎手が「体が良くなって、動きやすくなっていますが、そのぶん進み過ぎてしまいます」と話せば、須貝調教師は「道中で収めてくれたぶん、最後の我慢につながったと思う。2着も良血で有力馬だったから、しのいでくれて良かったけれど、まだまだ勉強が必要やな」と続けた。
確かに課題は多いとはいえ、クラシック出走へ向けて、賞金を加算したことは大きい。血統背景も半姉が2017年秋華賞と19年ナッソーS(英)のGⅠを2勝したディアドラ。この点についてはジョッキーも「ポテンシャルは、GⅠにも手が届きそうなところにある、という思いで競馬を重ねてきました。ひとつタイトルを取ってクラシックに向かっていけます」と胸を張る。
今年も須貝厩舎の3歳は、昨年の朝日杯FSを勝ち、JRA賞の最優秀2歳牡馬に輝いたドルチェモアを筆頭に精鋭ぞろい。そのなかで粗削りとはいえフリームファクシも、寒空の下で春に向けて、つぼみを膨らませ始めた。(丸橋正宣)
■フリームファクシ父ルーラーシップ、母ライツェント、母の父スペシャルウィーク。青鹿毛の牡3歳。栗東・須貝尚介厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は金子真人ホールディングス㈱。戦績4戦3勝。獲得賞金5609万4000円。重賞は初勝利。きさらぎ賞は須貝尚介調教師が初勝利。川田将雅騎手は2019年ダノンチェイサーに次いで2勝目。馬名は「北欧神話の夜の女神の愛馬」。
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