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【東京新聞杯】ウインカーネリアンが鮮やかに逃げ切って2度目の重賞V

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【東京新聞杯】ウインカーネリアンが鮮やかに逃げ切って2度目の重賞V

2月5日の東京11Rで行われた「第73回東京新聞杯」(4歳以上オープン、GⅢ、芝1600メートル、別定、16頭立て、1着賞金=4100万円)は、三浦皇成騎手とコンビを組んだ4番人気のウインカーネリアン(牡6歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)が逃げ切って重賞2勝目をマークした。タイムは1分31秒8(良)。

アタマ差の2着には外から伸びたナミュール(2番人気)、さらにクビ差の3着にプレサージュリフト(6番人気)が入った。

ウインカーネリアンが気合をつけて先手を主張。ファルコニアが2番手、外からシュリが3番手に続いた。人気のナミュールは5番手からの競馬。ウインカーネリアンは軽快なラップを刻み、直線に入って後続を振り切って逃げ込みを図る。ゴール前でナミュールプレサージュリフトの4歳牝馬2頭が猛追してきたが、わずかにウインカーネリアンがアタマ差しのいで、昨年の関屋記念に次ぐ2度目の重賞勝ちを決めた。

三浦皇成騎手(1着 ウインカーネリアン)「今まで力で勝ってきた馬が初めてゲートという課題で挫折をして、厩舎の方と話し合い、いろいろな試行錯誤をして臨んだ舞台だったので、結果が出てホッとしています。この馬にはたくさんの経験をさせていただいて今の僕があると思っているので、関係者やファンの皆様に結果で応えられて嬉しく思います。まずはゲートをしっかり出るということが一番でしたし、前走はGⅠという舞台で自分の競馬ができなかったので、出たからにはとにかくカーネリアンの競馬をと思って強気に乗りました。今年初戦をこういう形(勝利)で終えることができて、まずはホッとしています。これからは去年果たせなかったGⅠをものにできるように、僕自身もっともっと高めて頑張っていきたいと思います」


東京新聞杯を勝ったウインカーネリアンは、父スクリーンヒーロー、母コスモクリスタル、母の父マイネルラヴという血統。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産馬で、馬主は(株)ウイン。通算成績は20戦8勝。重賞は2022年GⅢ関屋記念に次いで2勝目。東京新聞杯鹿戸雄一調教師が初勝利。三浦皇成騎手は11年スマイルジャックに次いで2勝目。

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