中央競馬ニュース

【東海S】プロミストウォリア4連勝で重賞初制覇 逃走劇のムルザバエフ笑顔

 0   2   606
シェアする  x facebook LINEで送る
【東海S】プロミストウォリア4連勝で重賞初制覇 逃走劇のムルザバエフ笑顔

2番人気のプロミストウォリアが逃げ切り、4連勝で重賞初制覇。バウルジャン・ムルザバエフ騎手(30)=カザフスタン出身、ドイツ拠点=は、昨年のホープフルSに続くJRA重賞2勝目。次走は未定だが、優先出走権を得たフェブラリーS(2月19日、東京、GⅠ、ダ1600メートル)も候補になりそうだ。



ダート界に新星が誕生だ。プロミストウォリアが鮮やかに逃げ切り、1勝クラスから破竹の4連勝で重賞初挑戦V。殊勲のムルザバエフ騎手が笑みを浮かべた。

「前走もそうですけど、馬の上に乗っかってるというだけのイメージで乗りました。馬がどんどん良くなっています」


1馬身ほどのリードを保ちながら逃走し、直線は鞍上の力強いステッキワークに反応。スタート直後に落馬したカラ馬(ヴァンヤール)にかわされても、最後までしぶとい走りで2馬身差の快勝だ。野中調教師は「思ったよりしっかり上がりをまとめられた。収穫は大きいね」と目を細めた。

脚元の不安で、デビューできたのは3歳の3月。その後、2度の右前橈骨(とうこつ)遠位端骨折に加え、左前の同箇所も骨折。順風満帆ではなかったが、牧場スタッフや陣営の懸命なケアで復帰し、明け6歳で重賞ウイナーの仲間入りを果たした。「晩成な感じはあるから楽しみ。肉体的、心肺的にも全部含めてよくなる」とトレーナーはさらなる成長を期待する。

デビュー7戦目での当レース制覇は、厩舎の先輩で2019年の勝ち馬インティに並ぶ最少キャリア。同馬は次戦のフェブラリーSでGⅠ馬へと上り詰めた。今後について指揮官は「フェブラリーSも視野に入れながら」と話すにとどめたが、プロミストウォリアが大舞台で羽ばたく日も、そう遠くはなさそうだ。

プロミストウォリア 父マジェスティックウォリアー、母プロミストスパーク、母の父フジキセキ。鹿毛の牡6歳。栗東・野中賢二厩舎所属。北海道平取町・坂東牧場の生産馬。馬主は㈲シルクレーシング。戦績7戦5勝。獲得賞金1億280万円。重賞は初勝利。東海S野中賢二調教師が2019年インティに次いで2勝目。バウルジャン・ムルザバエフ騎手は初勝利。馬名は「母名の一部+父名より」。

この記事はいかがでしたか?
ナイス (2)
 ナイス!(2

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る