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【AJCC】ノースブリッジが好位から抜け出す!再びGⅠの舞台へ価値ある重賞2勝目


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【AJCC】ノースブリッジが好位から抜け出す!再びGⅠの舞台へ価値ある重賞2勝目

1月22日の中山11Rで行われた第64回アメリカジョッキークラブカップ(4歳以上オープン、別定、GⅡ、芝2200メートル、14頭立て、1着賞金=6200万円)は、岩田康誠騎手の4番人気ノースブリッジ(牡5歳、美浦・奥村武厩舎)が好位のインで折り合いをつけつつ、勝負どころでは抑えきれない手応えで一気に抜け出すと、外から迫る後続馬の追撃を振り切った。昨秋は毎日王冠5着、天皇賞・秋11着と結果を出せずも、再びGⅠの舞台へ価値ある重賞2勝目を挙げた。タイムは2分13秒5(良)。

3/4馬身差の2着にはエヒト(5番人気)、さらに3/4馬身遅れた3着にユーバーレーベン(3番人気)が入った。なお、1馬人気のガイアフォースは5着に敗れた。

岩田康誠騎手(1着 ノースブリッジ)「奥村(武)厩舎はこの馬に対して(放牧に出さず)滞在というまれなことをやっているので、結果が出てよかったです。去年の天皇賞は敗因もありました。心機一転して2023年のAJCCの勝利はこの馬にとって一歩踏み出すというか、GⅠに届くようなレースだったと思います。見ての通り、なだめながらの追走でした。中山2200メートルという難関コースで向こう正面から動きもありました。それでも冷静でいられたから、ラスト3ハロンから自分で進路を見出してファイトしてくれました。奥村(武)厩舎にはお世話になっていますし、恩返しするのが自分の使命。GⅠの舞台で勝利できるような騎乗、パフォーマンスを見せたいと思います」

AJCCを勝ったノースブリッジは、父モーリス、母アメージングムーン、母の父アドマイヤムーンという血統。北海道新冠町・村田牧場の生産馬で、馬主は井山登氏。通算成績は12戦6勝。重賞は2022年エプソムC(GⅢ)に次いで2勝目。奥村武調教師、岩田康誠騎手ともにAJCCは初勝利。


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