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その勢いはGⅡでもノンストップ! エピファニーが5連勝で重賞初挑戦Vを果たす。
おばにオークス&秋華賞馬ミッキークイーンがいる良血エピファネイア産駒は、デビュー2戦こそ②③着と取りこぼしたものの、その後4連勝でOP入り。今年の大きな飛躍を予感させる明け4歳の大器だ。
キャリア6戦はすべて9ハロンで、今回は初めての11ハロン。行きたがる面があるだけに2ハロン延長を不安視する声もあるが、「立ち回りが上手だし、スタミナもあるので初めての距離でも不安はない」と宮田調教師は胸を張る。
以前は矯正力の強いハミ(ユニバーサルビット)を使用していたが、今は通常の調教をノーマルなハミで行えるようになり、気性面での成長が著しい。10ハロンの中山金杯ではなく、より長いこちらに矛先を向けてきたのも自信の表れだろう。
18日はWコースで5ハロン64秒9、ラスト1ハロン11秒7の好タイムを軽々とマーク。「馬場の内めを回っていい時計が出たし、折り合い面も及第点。ひと息入ったけど、毛ヅヤは冬場なのに前走よりずっといい」と、トレーナーは仕上がりに太鼓判を押す。
鞍上は昨年の関東リーディングでMVJも獲得した戸崎騎手。今年も年初の中山金杯を制するなど好調をキープしている。コンビ3戦3勝の相棒には、「楽な競馬が続いてきたので、もまれたりしたときがどうかだけど、持っている能力は高い。リズム良く走れれば距離も大丈夫」と期待を寄せる。常々、「大きいところ(GⅠ)を取りたい」と口にしている主戦にしてみれば、この馬は有力なパートナー候補。まずはGⅡ制覇で、大舞台行きの資格をゲットする。
〝究極の3連単〟はエピファニーを1着に固定。この舞台でセントライト記念Vのガイアフォースを2、3着に据えた12点で勝負する。(夕刊フジ)
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