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【血統アナリシス】京成杯2023 ハービンジャーを筆頭にデインヒルの血を引く馬がコンスタントに活躍
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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は京成杯2023・血統予想をお届けします!
近年、存在感を示しているのがハービンジャーで、15年ベルーフの勝利によってJRA重賞初制覇を飾ると、続く16年にもプロフェットが勝ち、種牡馬として2連覇を達成してみせた。その後も19年ヒンドゥタイムズが7番人気3着、22年ロジハービンが5番人気2着とコンスタントに好走馬を出している。なお、デインヒルの血を引く馬自体が好相性を示しており、ハービンジャー以外にも母の父ロックオブジブラルタルの18年1着ジェネラーレウーノ、母の父Lizard Islandの21年1着グラティアスなどが勝ち負けを演じてきた。
ほか、昨年はエイシンフラッシュ産駒のオニャンコポンが勝ったことで京成杯の父仔制覇を達成。同種牡馬はドイツに所縁ある血統馬となるが、15年3着クルーガー、16年2着ケルフロイデ、19年1着ラストドラフトなどの好走例からもドイツ血統を評価しやすい傾向が見受けられる。
シルヴァーデュークは、父シルバーステート×母ヴァナディース(母の父ロックオブジブラルタル)。父の従兄にあたるシックスセンスは05年京成杯で2着。なお、母の父は上記ジェネラーレウーノほか、種牡馬としても11年3着プレイを出した実績を持つ。本馬はRobertoとデインヒル、ノーザンテーストを併せ持つ配合からも急坂コース向きの印象で、1800mで未勝利勝ちした実績や粘り強いレースぶりからも中山は歓迎なタイプだろう。
サヴォーナは、父キズナ×母テイケイラピッド(母の父スニッツェル)。母の父がRedoute's Choice、デインヒルへと遡る父系であることを強調しやすく、スピード不足になりがちな同産駒の傾向を踏まえてもオセアニアのスプリント血脈を補う配合は有用だろう。なお、同産駒からは20年1着クリスタルブラックが出ているが、同馬と本馬はNileneに辿り着く遠縁であることも興味深い。長く脚を使える強みを活かせれば、侮れない存在になりそうだ。
【血統予想からの注目馬】
⑤シルヴァーデューク ①サヴォーナ
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