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【逃げ馬の作る展開から勝ち馬を見極める】フェアリーS2023 人気薄で逃げ粘りを見せるまさかの逃げ馬は? 過去の好走パータンからアノ馬を狙う
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例年フルゲートになり、軸として信頼できる馬を見つけにくい難解なレース。
昨年の連対馬で、その後のGⅠで好成績を収める1着ライラック、2着スターズオンアースも、当日は1勝馬としての参戦だった。
今年も頭数がそろって混戦模様。
過去の逃げ馬の成績と今年の逃げ候補に注目し、勝ち馬を見極めた。
過去10年、フェアリーSの脚質別成績は以下のとおり。
逃げ 勝利率30.8% 連対率30.8% 複勝率38.5%
先行 勝利率0.08% 連対率10.8% 複勝率18.9%
中団 勝利率10.0% 連対率18.3% 複勝率25.0%
後方 勝利率0.0% 連対率0.0% 複勝率4.2%
捲り 勝利率0.0% 連対率50.0% 複勝率50.0%
逃げ馬が奮闘する一方、直線が短く基本的に前有利のレイアウトにも関わらず、先行馬は勝ち星ナシと苦戦傾向にある。
中山マイルのスタートはコース全体の最頂部にあり、発走後2コーナーまでの緩やかな下りを通過すると、向こう正面から高低差約4.5mの急な下りが続くため、テンからペースが上がりやすい。
その形状を差し引いても、前残りになるのが中山マイルと考えられるものの、まだ完成されていないこの時期の3歳牝馬が前半から飛ばすと、後半の失速を余儀なくされる。
実際、直近10年の勝ち馬の上がり3ハロンをみると、前半のペースが緩んだ年でも34秒5秒、前半速くなると35秒以上かかる消耗戦になっている。
その一方、Cコース変更で年またぎ開催の馬場が一旦リセットされるため、マイペースで運んだ逃げ馬は好走している。
過去10年で逃げて勝った4頭中3頭のレースは、前半3ハロン35秒5以上と比較的ゆったりした入りで、例外は34秒9の入りで押し切ったスマイルカナのみ。
その後、スマイルカナは桜花賞3着、古馬重賞でも好結果を残していることから、一頭力のちがいをみせたと考えるのがよさそう。
過去の脚質成績から読み取れるフェアリーSの好走傾向から、基本的に中団前後から差し脚を伸ばせる馬を軸に、ペース次第でハナに立つ馬にも注意を払うべきと判断できる。
出走馬16頭中、距離延長で参戦する馬は6頭。その内、前走初角3番手以内で通過した馬が3頭。
その中で前走の前半3ハロンが最も速かったのがスピードオブライトで34秒6。テンの速さだけなら、十分ハナに立つ資格はあるものの、距離不安があるため無理に出していきづらい。
それなら、直近3走ですべて逃げを打ち、内枠を引いたマイレーヌのハナを考えたい。
この馬自身は2走前の福島芝1800mを前半3ハロン35秒5で通過し、後続を振り切って勝利を挙げている。
前半は前半36秒2に落として3着に終わっているため、溜め逃げよりも道中後続に脚を使わせる形が合いそう。
タフな競馬で既に結果を残している馬を狙いたい。
◎ディナトセレーネ。2走前の中山マイルは前半3ハロン35秒8。不良馬場を考えると楽なペースではないなか、好位の3番手から上がり35秒2で勝ち切った。
前走は東京のマイル重賞でキレ負けしていて、如何にもタフな流れが合いそうで、適性舞台に戻っての反撃に期待。
○ヒップホップソウル。新馬戦を中山マイルで快勝。前残りの流れを出遅れ最後方から徐々に位置を上げ完勝。前走で軽い芝のキレ勝負に対応したものの、血統背景から中山でこその馬。
▲マイレーヌ。乗り替わりが鍵になるものの、前述したとおりハナを切って後続に脚を使わせるとしぶとい。距離延長の各馬が慎重に乗り、スムーズに先手主張なら。
以下、ミシシッピテソーロ、エナジーチャイム、イコノスタシス。
(文・垣本大樹)
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