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〈29日大井・東京大賞典〉
中団に控えた2番人気のウシュバテソーロが直線で力強く抜け出し、重賞初挑戦でGⅠ制覇。横山和生騎手(29)=美浦・フリー=は充実の1年を完璧な勝利で締めくくった。人馬ともに2023年はさらなる飛躍が期待できそうだ。2着には4番人気のノットゥルノが入り、1番人気のメイショウハリオが3着。JRA勢が上位を独占した。
◇
充実一途の新星が、瞬く間に頂点へと上り詰めた。2022年最後のGⅠを制したのは、ダートに転向してわずか5戦目で、今回が重賞初挑戦のウシュバテソーロ。自慢の末脚を爆発させて3連勝でGⅠ制覇を果たし、殊勲の横山和騎手が満面の笑みで切り出した。
「ダートに転向してからすごく強い競馬を見せていたし、何とか結果を残したいと思っていたので本当にうれしく思います。うまく力を引き出してあげられてよかったです」
いつも通り、道中は中団でじっくり脚をためる形。3コーナー手前で他馬がまくってペースが上がったが、それには付き合わずに仕掛けをワンテンポ遅らせた。直線では外から末脚一閃。「直線に向く雰囲気がいつも勝っているときと同じだったので、もうあとは後ろから来ないでくれと思っていました」。鞍上の願い通りにラストは後続を引き離し、2着ノットゥルノに1馬身3/4差をつける完勝劇だ。
デビューからずっと芝を使われてきたが、3勝クラスで足踏み。今年4月に通算23戦目でダートに転向し、東京の2100メートル戦を4馬身差で圧勝して快進撃が始まった。15年サウンドトゥルー以来の2勝目となった高木登調教師は「ダートでは底を見せていなかったので、今の勢いなら挑戦する価値があると思ってチャレンジしました。最後は力が入りましたね」と笑顔。「次走はまだ決まっていませんが、このタイトルの名に恥じないように今後も頑張っていきたい」と力を込めた。
「(今年は)たくさんの経験をさせていただいて、ジョッキーとしてもすごく成長できた。来年も気を引き締めて頑張っていきたいと思います」
そう締めくくった鞍上も、今年はタイトルホルダーの主戦として天皇賞・春でGⅠ初制覇を果たすなど快進撃の一年だった。そのタイトルホルダーで挑んだ有馬記念は無念の9着に終わったが、悔しさを年内に振り払って3度目のGⅠ制覇で総決算。今年最後の大一番を制した人馬には、23年の主役も期待してよさそうだ。(綿越亮介)
■ウシュバテソーロ 父オルフェーヴル、母ミルフィアタッチ、母の父キングカメハメハ。鹿毛の牡5歳。美浦・高木登厩舎所属。北海道新ひだか町・千代田牧場の生産馬で、馬主は了徳寺健二ホールディングス(株)。戦績27戦7勝(うち地方1戦1勝)。獲得賞金2億1988万4000円(うち地方1億円)。重賞初勝利。東京大賞典は高木登調教師が2015年サウンドトゥルーに次いで2勝目。横山和生騎手は初勝利。馬名の意味は「山の名+冠名」。
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