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騎手時代に最初に有馬記念を3勝した岡部幸雄氏(74)が今年の年度総決算レースを分析し、最も魅力がある馬としてジェラルディーナを挙げた。エフフォーリアの不振については昨年の反動が出たという見解で、復活の可能性にも触れた。
今年の16頭では充実著しいジェラルディーナに最も魅力を感じる。2走前の産経賞オールカマーで重賞初制覇を飾り、続くエリザベス女王杯でGⅠ初制覇。当時の2着ウインマリリンがその後、香港ヴァーズを勝ったように、レースレベルも高かった。
距離経験が2200メートルまでという点も問題ない。欧州のトップジョッキーは折り合いをつけるのにたけているのでC・デムーロ騎手が内寄りの⑤番枠を生かし、勝負どころまで距離ロスを抑えて脚を温存させるだろう。
道悪の前走でパワーも証明したことも例年時計がかかる有馬記念では頼もしい。母が有馬記念も含むGⅠ7勝を挙げたジェンティルドンナ。これだけの良血馬は本格化すると、高い壁も難なく乗り越えてしまうものだ。
本来なら昨年の覇者エフフォーリアが一番強いと思うが、今年2戦が不振。昨年は成長途上で馬体のバランスが十分取れていない割に高いパフォーマンスを発揮したので、その反動が出たのだろう。そういう状態だと精神面にも影響が出るので、それまでと違い、現地に1~2日前に移動して臨んだ阪神でのレースだったこともマイナスになった可能性がある。
大型馬が調子を崩すと立ち直るのが大変なのは確か。それでも今回は実績がある中山でもあり、半年の休養がプラスに出れば巻き返しても不思議はない。いずれにしても、横山武騎手にはいいときのイメージを描いて騎乗してほしい。
イクイノックスはフットワークが大きいので、コーナーが6回ある舞台の克服が鍵。タイトルホルダー、ディープボンドの凱旋門賞組も状態面は心配なさそうだが、それぞれ⑬、⑯番と外枠に入ったので、1周目のホームストレッチに入るまでにいかに距離ロスを抑えられるかがポイントになる。
ジャパンC優勝馬ヴェラアズールは当時のように、まず距離ロスを抑えたレースができるかが課題になるが、その点で⑥番枠はいい。他では売り出し中のマーカンド騎手が乗るジャスティンパレスのレースぶりが興味深い。
■岡部 幸雄(おかべ・ゆきお) 1948(昭和23)年10月31日生まれ、74歳。群馬県出身。67年3月に騎手としてデビューし、2005年3月の引退までに中央競馬でマークした2943勝は歴代2位。有馬記念は84、85年シンボリルドルフ、88年オグリキャップで3勝した。20年に秋の叙勲で旭日小綬章を受章。僚雑週刊ギャロップで「名手の競馬学」を連載中。
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