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JRAは8日、2023年度の新規調教師免許試験合格者を発表した。今年は7人が難関を突破。この中には、JRA通算2613勝(うちJRAでのGI、JpnIは34勝)を挙げた福永祐一騎手(45)=栗東・フリー=も名を連ねた。福永騎手の他に合格したのは、小椋研介、河嶋宏樹、千葉直人、藤野健太、森一誠、矢嶋大樹(敬称略)の6人。
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日本ダービー3勝を挙げた福永騎手が、新たなステージへ進むためにムチを置く。8日現在、歴代4位の2613勝を挙げるベテランは、3月からは新米調教師としてホースマン人生の第二章を歩み出す。
天才ジョッキー福永洋一の息子として、多大な注目を集めて1996年に騎手デビュー。初騎乗勝利を挙げるなど、JRA賞最多勝利新人騎手を受賞した。翌97年の東京スポーツ杯3歳S(当時、キングヘイロー)でJRA重賞初勝利を挙げ、99年の桜花賞(プリモディーネ)でGⅠ初制覇。2005年にはシーザリオで日米オークスを制するなど、順調にキャリアアップしてきた。その原動力は「自分を通して父を思ってくれている方々がいる。その名を汚すことはできない」という覚悟だ。重圧を背負いながらも真摯(しんし)に競馬と向き合い、腕を磨いてきた。
心技体がかみ合った40代に入ると、ジョッキーとしての輝きを増した。17年にワグネリアンとのコンビで臨んだ日本ダービーを初制覇。父が最も勝ちたくて勝てなかったレースを制し、19度目の挑戦で福永家の夢をかなえた。さらに20年にはコントレイルで史上3頭目となる無敗での3冠を達成。21年にはシャフリヤールで連覇を飾り、史上2位となるダービー3勝目を挙げた。
今年はフェブラリーSをカフェファラオ、皐月賞をジオグリフで制覇。ここまで96勝で全国リーディング6位につけるなど存在感を示す中でも、新たな景色を見る決断をし、準備を進めていた。2月から調教師試験に向けた勉強を始め、難関な試験を一発でクリア。84年のグレード制導入後、GⅠで複数勝利を挙げた翌年に調教師に転向したのは、06年にオークス、秋華賞(ともにカワカミプリンセス)を制した本田優元騎手以来となる。
「これまで46年生きてきた中で、競馬以上に楽しいことはない」
立場は変わっても、ホースマンとしての根っこの部分は変わらない。
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■調教師免許試験 学力や技術に関する筆記の1次試験が行われ、これを突破すると口頭試問で実施される2次試験に臨む。かつては1000勝以上を挙げた騎手が1次試験を免除される特典が設けられていたが、2003年度の試験からこの制度は廃止された。
■今後は 騎手は3月~翌年2月末までの免許を交付されている。現役騎手が調教師免許試験に合格(12月上旬発表)した場合、合格直後の年末で騎手免許を返上するケースもあるが、翌年2月まで騎乗することが可能だ。いずれにしても、〝騎手・福永祐一〟を見られるのはあと少し。その後は技術調教師として準備期間を過ごしてから、開業を迎える。
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福永騎手 調教師試験合格おめでとうございます!去年は、稼がせてもらいました。来年2月に引退は寂しいですが、良い馬を育ててください。