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【香港カップ】史上最多タイの5頭の日本馬が参戦するレースの注目点 海外GⅠ10勝がかかる武豊騎手はジャックドールに騎乗

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【香港カップ】史上最多タイの5頭の日本馬が参戦するレースの注目点 海外GⅠ10勝がかかる武豊騎手はジャックドールに騎乗

★史上最多タイの5頭が参戦予定 父子制覇に挑むジャックドール武豊騎手が騎乗予定

香港C(GI)に出走予定の日本馬はジオグリフ(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)、ジャックドール(牡4歳、栗東・藤岡健一厩舎)、ダノンザキッド(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎)、パンサラッサ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)、レイパパレ(牝5歳、栗東・高野友和厩舎)の5頭で、2016年と並ぶ同レースにおける日本馬の最多出走頭数になる見込みだ。16年はモーリスが1着、ステファノスが3着に入ったが、今年出走する5頭の日本馬は上位を独占できるだろうか。なお、パンサラッサは3月のドバイターフ(UAE)でロードノース(英)と1着同着になっており、今年2度目の海外GⅠ制覇がかかる。

また、ジャックドールは16年の香港Cを制したモーリスの産駒で、同レースの父子制覇がかかる。ジャックドールはデビュー以来一貫して芝2000メートル戦に出走を続けてGⅡ2勝を含む12戦7勝という成績を残しているが、同距離で実施される香港Cで初のビッグタイトルを手にすることができるか。同馬には海外GⅠ通算10勝がかかる武豊騎手が騎乗を予定している。

★4月にクイーンエリザベス2世Cを制覇 通算9戦8勝のロマンチックウォリアー


香港Cには地元・香港馬が6頭参戦予定だが、中でも注目を集めるのが通算成績9戦8勝のロマンチックウォリアー(セン4歳、C・シャム厩舎)だ。同馬は今年3月に香港ダービー(L)を制し、初のGⅠ挑戦となった4月のクイーンエリザベス2世C(GⅠ)も優勝。休養明け初戦となった前走の香ジョッキークラブC(GⅡ)を制して香港Cに駒を進めてきた。昨年の香港Cでは、日本のラヴズオンリーユーが両レースともGⅠとなった2001年以降では4頭目のクイーンエリザベス2世C&香港Cの同一年制覇を遂げたが、地元の期待を背負うロマンチックウォリアーは勝利を挙げることができるか。なお、香港Cは19年から日本馬が3連勝中で、香港馬が勝てば18年グロリアスフォーエバー以来4年ぶりとなる。







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