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【血統アナリシス】チャンピオンズC2022 Kingmamboを筆頭にMr. Prospector、Northern Dancer、Specialを併せ持つ馬が有力
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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はチャンピオンズカップ2022・血統予想をお届けします!
2014年にレース名の改称、施行場所の変更と装いを新たにしたチャンピオンズカップは、ホッコータルマエ(父キングカメハメハ)の勝利で幕が上がった。それ以降もKingmamboの血脈を持つ馬が幅を利かせており、同じキングカメハメハ産駒のチュウワウィザードが20年1着&21年2着とリピート好走するほか、19年には母の父エルコンドルパサーのクリソベリルが3歳ながらに古馬勢を一蹴、15年にはスズカマンボ産駒のサンビスタが牝馬によるダートG1制覇という偉業を達成している。
なお、昨年の勝ち馬テーオーケインズにおいても2代母の父がジェイドロバリーであることは興味深く、Mr. Prospector、Northern Dancer、Specialから成る血統構成はKingmamboを想起させるものだろう。ちなみに、17年1着&19年2着&20年2着とリピート好走したゴールドドリームはジェイドロバリーの近親にあたり、3代母Statisticが年子の全妹だ。
テーオーケインズは、父シニスターミニスター×母マキシムカフェ(母の父マンハッタンカフェ)。本馬は昨年の勝ち馬となるため血統面で嫌う余地がなく、後続に6馬身差を付けたレース内容も圧巻のひと言。コーナー4回の左回りでは4戦4勝と負け知らずで、そのうち3勝は中京競馬場で挙げている巧者でもある。今年の平安Sでは59kgの斤量を背負いながら力の違いをまざまざと見せつけており、レース史上2頭目となる2連覇も濃厚だろう。
バーデンヴァイラーは、父ドゥラメンテ×母ヴィートマルシェ(母の父フレンチデピュティ)。半姉にマルシュロレーヌ、姪にナミュールやラヴェルと昨今の勢いが目覚ましいファミリーの一員。キングカメハメハの後継種牡馬の産駒は初出走となるが、レース傾向からもマイナスとなる血筋でないことは明らかだろう。4歳秋以降に躍進を遂げた半姉の実績を鑑みるとまだまだ成長の余地はありそうで、今回はブリンカー効果にも期待したいところ。
ジュンライトボルトは、父キングカメハメハ×母スペシャルグルーヴ(母の父スペシャルウィーク)。上記バーデンヴァイラーともよく似た血統構成だが、Kingmambo、サンデーサイレンス、Deputy Ministerといった血脈は過去の勝ち馬にも散見されるもので、配列を変えればリピーターとして顕著な活躍を示したゴールドドリームらしさもある。ダートに転じて2勝・2着1回と底知れず、全6勝のうち5勝が左回りであることも強調できそうだ。
【血統予想からの注目馬】
⑫テーオーケインズ ⑪バーデンヴァイラー ⑤ジュンライトボルト
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