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【血統アナリシス】ステイヤーズS2022 昨年はワークフォース産駒がJRA重賞初制覇、健闘続くオルフェーヴル産駒にも注目

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【血統アナリシス】ステイヤーズS2022 昨年はワークフォース産駒がJRA重賞初制覇、健闘続くオルフェーヴル産駒にも注目


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はステイヤーズS2022・血統予想をお届けします!


昨年はワークフォース産駒の6番人気ディバインフォースが勝ち、同種牡馬の産駒としてもJRA重賞初制覇を飾ることになった。かつてエルコンドルパサー産駒が08年1着エアジパング、06年2着&11年3着&12年1着&13年3着と長年にわたってリピート好走したトウカイトリックと存在感を示していたが、「父キングズベスト(その父Kingmambo)×母の父Sadler's Wells」というワークフォースの配合は同種牡馬を想起させるものだろう。

ほか、直近2年で顕著な活躍をみせるのがオルフェーヴル。産駒初出走となった20年に1着オセアグレイト、2着タガノディアマンテ、5着ヒュミドールと全頭が5着以内に入線し、昨年も3頭が出走して2着アイアンバローズ、3着シルヴァーソニックと2頭が馬券圏内に好走している。いずれも4番人気以下という人気薄ばかりでの健闘でもあり、今後も動向を注視していきたい存在だ。

ディバインフォースは、父ワークフォース×母ツクバビューティ(母の父ゼンノロブロイ)。19年目黒記念を勝ったルックトゥワイスの甥。先述の通り、エルコンドルパサー産駒が幅を利かせていたことを考えると、やはり本馬にもリピーターとしての資質があるだろう。もとより19年菊花賞では16番人気ながら4着に好走。追い込み一手の脚質だけに、展開に左右されることは否めないが、距離は長ければ長いほど持ち前のスタミナを発揮しやすい。


シルヴァーソニックは、父オルフェーヴル×母エアトゥーレ(母の父トニービン)。「母の父にトニービンを配されたサンデーサイレンスの直系」という観点では、09年1着フォゲッタブルや13&14年と2連覇したデスペラードと共通。瞬発力勝負では分が悪い一方で、長くいい脚を使える強みがあるのは、「トニービン×Lyphard」という母の影響か。姉兄3頭が重賞勝ちの実績を持つだけに、本馬も昨年3着以上の結果に期待したいところだろう。

メロディーレーンは、父オルフェーヴル×母メーヴェ(母の父Motivator)。母の父にSadler's Wells系種牡馬を配された牝馬といえば、05年にアタマ差2着の惜敗を喫したエルノヴァ。本馬においては好調ぶりが目に留まるオルフェーヴル産駒であるとともに、やはり半弟がタイトルホルダーであることは特筆できるだろう。21年古都Sでディバインフォースに先着勝利していることを鑑みても、長丁場の重賞では一考する余地が十分にありそうだ。


【血統予想からの注目馬】
ディバインフォース ⑦シルヴァーソニック ④メロディーレーン

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