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★昨年の1~3着馬がそろって登録 上村洋行調教師は重賞初勝利なるか
12月3日に中山で実施されるステイヤーズS(GⅡ)には、昨年の覇者ディバインフォース(牡6歳、栗東・寺島良厩舎)、昨年2着のアイアンバローズ(牡5歳、栗東・上村洋行厩舎)、昨年3着のシルヴァーソニック(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)が登録している。
ディバインフォース、アイアンバローズは前走で京都大賞典(GⅡ)に出走してアイアンバローズが6着、ディバインフォースが7着という成績で、シルヴァーソニックはスタート直後に落馬し競走中止となった天皇賞・春(GI)以来約7カ月ぶりの出走となるが、今年も好走することができるだろうか。なお、ディバインフォースが勝てば、史上8頭目のステイヤーズS2勝以上馬となる。
また、アイアンバローズを管理する上村洋行調教師にはJRA重賞初勝利がかかっている。
上村師は2019年の開業以来、毎年JRAで前年を上回る勝利数を記録しており、今年は11月30日現在で27勝を挙げている。上村師は今回がJRA重賞23回目の挑戦となるが、初の重賞タイトルを手にすることができるだろうか。
★82年ぶりのきょうだい馬同日重賞Vなるか ユーキャンスマイル&ルビーカサブランカに注目
12月3日に実施されるステイヤーズSに登録しているユーキャンスマイル(牡7歳、栗東・友道康夫厩舎)、チャレンジC(GⅢ)に登録しているルビーカサブランカ(牝5歳、栗東・須貝尚介厩舎)は、父キングカメハメハ、母ムードインディゴという血統の全きょうだいだ。ユーキャンスマイルには2020年阪神大賞典(GⅡ)以来約2年8カ月ぶりの重賞4勝目、ルビーカサブランカには今年の愛知杯(GⅢ)以来の重賞2勝目がかかるが、きょうだいそろって重賞タイトルを手にすることができるだろうか。きょうだい馬による同日重賞制覇となれば、1940年4月7日の兄キヨクジツ、妹タイレイ以来82年ぶり2組目の快挙となる。なお、ユーキャンスマイルには石橋脩騎手、ルビーカサブランカには川田将雅騎手が騎乗を予定している。
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