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【チャンピオン】連覇狙うテーオーケインズ 高柳大調教師「ここは負けられないですね」

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【チャンピオン】連覇狙うテーオーケインズ 高柳大調教師「ここは負けられないですね」

〈栗東トレセン〉

テーオーケインズは史上2頭目の連覇が懸かる。29日朝は坂路を軽快に駆け上がり、30日の追い切りに備えた。高柳大調教師は「ここまで順調にきています。馬体重は変わらないか、少し減るぐらいだと思います。普段から扱いやすくなってきました。強い3歳勢もいますが、ここは負けられないですね」と闘志を燃やした。

ジュンライトボルトはDPコースを雄大なフットワークで駆け抜けた。全6勝中5勝を挙げる得意の左回りで戴冠を狙う。大江助手は「雰囲気は良くていい動きでした。ダートを使っている効果か、筋肉の付き方が良くなりましたね。走法的に左回りが合っていますね。相手は強くなりますが、楽しみは大きいです」と声を弾ませた。

クラウンプライドの近2走は年長相手に連続2着。V歴ある中京でJBCクラシック2着からの逆転を目指す。新谷調教師は「いい状態をキープできている。1週前追い切りは馬の後ろで我慢させて、本番でどんな展開でも対応できるように調整した。一戦ごとに力をつけているのでここでも楽しみ」と胸を張った。


ハピシリウスS2着、みやこS4着。ともに勝ち馬とは0秒1差で、年長相手に食らいついている。2戦2勝の得意舞台で戴冠を狙う。大久保調教師は「今週はそんなに強くやる必要はない。まだ完成途上だけど、それでこれだけの成績を残しているんだからね」と素質を評価する。

グロリアムンディの前走12着は芝の宝塚記念で度外視できる。ダートでは5戦4勝、2着1回とまだ底を見せておらず、5カ月ぶりでも要注意だ。大久保調教師は「意外性があって力もあるからね。先週は少し反応が鈍かったけど、追うごとに良くなってピリッとしてきた」と上昇ムードを告げる。

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