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【ズバリ!調教診断(最終版)】ジャパンC2022 充実一途のヴェラアズールをトップ評価!


ウマニティ


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【ズバリ!調教診断(最終版)】ジャパンC2022 充実一途のヴェラアズールをトップ評価!


ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はジャパンC・調教予想(最終版)をお届けします!


日曜日に行われるジャパンカップの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

シムカミル【B】
東京ダ単走(24日)。筋肉隆々の体つきながら、ガチガチの硬さはなく、弾力のある身のこなし。鞍上に促されずとも、馬自ら頭を下げて進む前向きさがあるし、その走りに推進力も感じる。デキは悪くなさそうなので、あとは日本競馬独特の決め手勝負に対応できるかどうか。その1点に尽きよう。


オネスト【B】
東京ダ単走(24日)。脚慣らし程度の内容。前肢のさばきこそ若干硬めだが、後肢の運びは比較的滑らか。欧州馬にありがちな重苦しさは感じない。鞍上と呼吸を合わせて折り合いはスムーズ。気合乗りも適度で、調整は順調に進んでいるように思える。課題は実戦に行っての追走力。こればかりは、やってみないとわからない。

ヴェルトライゼンデ【B】
栗東坂路単走(23日)。中盤あたりまでは頭が少し右に向いていたが、軽く促されるときちんと体の中心に。首を上手に使って、フットワークは終始パワフルだった。脚元の関係からか、近2走の中間と同様にCW追いを挟んでいないのは気になるも、稽古の雰囲気は決して悪くない。この馬なりに整えてきた印象を受ける。

トラストケンシン【D】
美浦坂路単走(23日)。2ハロン目から13秒そこそこのラップを並べたものの、四肢のさばきは硬く、鞍上の促しに対する反応も薄い。ラストでフワッと力を抜くような感じになっていたのも気になるところ。今回よりも良い走りを見せていた、2走前の目黒記念が12着。G1では厳しいか。

グランドグローリー【C】
東京ダ単走(23日)。物見をするなど、少し集中力を欠く場面も。頭の位置が高く、鞍上の仕掛けに対する反応も薄い。馬場の違いはあれども、昨年5着時の最終追い(当時は白井ダ)で見せた力強い動き、ならびにレースでの走りとは明らかに異なる。国際厩舎の環境にまだ慣れていないのかもしれないが、何か不安を覚える内容だった。

ヴェラアズール【A】
栗東CW単走(23日)。直線途中で馬自ら手前を右に戻し、鞍上に矯正される場面もあったが、右手前を多用する府中のG1に臨むことを思えば悪い材料ではない。手前替えによるロスも少なく、意外に器用な馬。頭は若干高いが、首と四肢の連動性が高い走りは見映えが良く、ガッツリ追えば弾けそうな余韻を残しているのもいい。好気配。

テュネス【F】
東京ダ単走(24日)。15-15ペースのキャンターだが、映像で確認できるのはクールダウンに差し掛かってからの場面。メンタル的には問題がないように思えるが、これだけでは判断材料に乏しく、現段階(24日時点)で明確な判定は難しい。いずれにせよ、当日の気配はしっかり確認しておいたほうがいいだろう。

デアリングタクト【B】
栗東坂路単走(23日)。全体時計は控えめも、ブレの少ないフォームで力強く登坂。ラストは少しラップを落としたが、今回は2ハロン目から13秒2→12秒4(前回の最終追いは14秒1→13秒3)を刻んできたので、酌量の余地はある。中1週で負荷をかけるという面では悪くない内容だった。それなりに動ける態勢とみたい。

ユニコーンライオン【B】
栗東CW単走(23日)。中1週と間隔が詰まるので、長めからゆったりと走らせる内容。最後まで集中を切らすことなく駆け抜けた。筋肉質のタイプにありがちな硬さが出ていないのは良い傾向。走法的に今回の舞台がフィットするかはどうかも、体調自体は悪くなさそう。自分の競馬はできそうだ。


ハーツイストワール【B】
美浦坂路併走(23日)。ラストが甘くなったが、それは前回も同じ。そもそも坂路において目立つ動きをするタイプではない。四肢のさばきには力感があり、前回と比べれば追い出しに対する反応も良くなっている。見映えこそ良くないが、デキ落ちという印象はない。まずまずの仕上がりではないか。

カラテ【B】
栗東坂路単走(23日)。あまり首が前に出ず上体が高めの走法だが、それはいつものこと。折り合いをつけつつ、良い前進気勢を見せているし、後肢の使い方もいい。もう少し重心が沈めば言うことはないが、この馬とすれば速い水準のラップを刻んでおり、体調面の不安はなさそう。いい意味での平行線だろう。

シャドウディーヴァ【C】
美浦坂路併走(23日)。活気はあるが、コーナーからラストまで手前を替えず、頭の位置も高め。首の振り幅が安定しておらず、推進力を上に逃す完歩も時折目につく。最後はステッキを入れて同入に持ち込むも、動きに際立つものはない。今回は期待よりも不安のほうが先立つ。

テーオーロイヤル【B】
栗東CW単走(23日)。間隔が詰まるのでオーバーワークを避けた緩めの内容。ハミ取りこそ浅いが、もともとそういう馬なので、気にしなくてもいい。前回の中間時に見られた力みは薄れてきているし、体の使い方も悪くない。自身のパフォーマンスはきちんと示している印象。少なくとも、前回のデキを下回るということはない。

ダノンベルーガ【B】
美浦南W単走(24日)。単走表記だが僚馬を先導する形の追い切り。全体時計こそ控えめも、前回と比べて発汗が減ったのはいい傾向。鞍上の促しに対する反応も悪くなく、加速後は大きなフットワークで走れていた。右後肢の不安を抱えながらも、丁寧に仕上げてきた印象。好調キープとみてよさそうだ。

シャフリヤール【B】
栗東坂路併走(23日)。派手さはないが、リラックスしており、程よい活気もある。乗り手と呼吸が合い、折り合いはバッチリ。前回の中間と比べて体幹もしっかりしてきた。厳しく見ればもう少しキレが欲しいが、大きく割り引くほどではない。及第点の仕上がりだろう。

リッジマン【C】
水沢ダ単走(23日)。ステッキまで入れて目一杯追ってきたが、肩の出がやや窮屈で前肢のさばきも硬く映る。そのぶん、鞍上のアクションの割に鋭さを欠いている印象。現状の走りで、府中の緩急ある競馬に対応できるかどうかは微妙なところ。過度の期待はかけにくい。

ユーバーレーベン【C】
美浦南W併走(23日)。前回の中間よりも前肢周りの硬さが薄れてきているのは好感。その一方、肩ムチを何発か貰うなど、併せてからの反応は今一歩。もともと瞬時にグンと加速するタイプではないにせよ、もう少し前向きさが欲しいような気も。この1本でどこまで上向いてくるか。当日の気配を注視したい1頭ではある。


ボッケリーニ【A】
栗東CW併走(23日)。1週前に7ハロンからハードに攻めた効果もあってか、当時の緩慢さが随分と解消されている。四肢のさばきが素軽くなり、体の使い方も良くなった。前向きな面を出しながらもタメは利いているし、ゴーサインに対する反応もいい。このひと追いでさらに上向く可能性もある。高く評価したい1頭だ。


【調教予想からの注目馬】
A判定は2頭。トップは⑥ヴェラアズールとする。帰栗後は順調に本数を重ね、1週前のCW追い切りでは素晴らしいアクションを披露。同じくCWで行われた今週の追い切りでも非凡な動きを見せた。まさに充実一途。相手関係や展開面などの不確定要素はさておき、自身のデキについては申し分がない。

2番手は⑱ボッケリーニ。当該週の追い切りにおける活発な動き、素早い反応は目を引くものがあった。1週前からの良化が顕著で、折り合いにも無理がない。いいムードで大一番に臨むことができそうだ。

<注目馬>
ヴェラアズール ⑱ボッケリーニ

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