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【ジャパンC 俺のチェックポイント】一撃狙うカラテ 将美探った!初2400メートルの参戦理由

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【ジャパンC 俺のチェックポイント】一撃狙うカラテ 将美探った!初2400メートルの参戦理由

今週はジャパンカップが行われる。群雄割拠の一戦で「俺のチェックポイント」初日は、大阪サンスポの佐藤将美記者がカラテを担当する清山宏明助手(54)に話を聞いた。前走の天皇賞・秋6着から距離を延ばしての参戦。初めての2400メートル戦で一発の可能性を探った。



今年のジャパンカップは外国馬、地方馬の参戦もあって予想が難しい。〝全馬にチャンスあり〟の視点で出走メンバーを見渡したところ、真っ先に気になったのはカラテだ。2年ほど前からマイルを主体に使い東京新聞杯も勝った馬が近2走は2000メートル戦。GⅢ新潟記念を勝ち、前走の天皇賞・秋は6着。どんな路線を選ぶかを注目していたが、さらなる距離延長を選択してきた。

「2000メートルから2400メートルぐらいまで、こなせるイメージを持っていました。血統的背景もあるし、稽古の走りでは気持ちが入るタイプじゃない。東京の2400メートルは大きな体をスムーズに生かせる舞台だと思っています」


全休日朝の栗東トレセンで清山助手が語り始めた。高橋祥泰調教師の定年で3月に辻野厩舎に転厩したあとは調整役を務めており、個性は把握している。

前走の天皇賞・秋は、9番人気で6着。勝ち馬と0秒7差で、まさに微妙?な結果だが、「流れが向かなかったのが全て。下馬評からすると頑張っています」と悲観していない。先行馬が多く、全体的にペースが流れるかと思いきや、パンサラッサだけが前半5ハロンを57秒4のハイペースで大逃げを打つ展開。2番手以降は思ったほど速くなく、勝ったイクイノックスの上がり3ハロンは32秒7。長くいい脚を使うタイプにとって「一番なってほしくなかった」(同助手)〝ヨーイ・ドン〟の形になったものの、先につなげる走りを見せた。

「力を出し切れませんでしたが、幸いに余力を残す形だったのでスムーズに調整ができています。未知数ですが、チャレンジできる権利があるなら大きなところへ…」と清山助手はまとめた。

若手記者は知らないだろうが、ジョッキー時代は横山典、熊沢(現役)、松永幹(現調教師)らと同期。1993年にルーブルアクト鳴尾記念(15番人気)、ロンシャンボーイ京阪杯(8番人気)、高松宮杯(7番人気)、95年にプラウドマンで函館3歳S(8番人気)と穴馬で重賞を4勝した(レース名は当時)。取材を終えて〝穴の清山〟のキャッチフレーズが頭に浮かんだ還暦世代。週初めに懐かしさと好感触をつかんで火曜日へと進んでいく。

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